食事中の食べすぎを防ぐテクニック
腹八分目を上手に調整するには、食事中は食事に集中すること。テレビや雑誌、スマホを見ながらだと、脳は食事以外のことに気をとられて、満腹を感じにくくなるそうです。
また、食べる順番を意識するのもポイント。まずはみそ汁など温かい飲み物を飲んで、胃を落ち着かせましょう。これにより満腹感を得やすくなるそうです。続いてサラダなどの野菜を食べて、血糖値を緩やかに上昇させます。そして最後にご飯などの炭水化物を食べるようにすれば、ついつい炭水化物を食べすぎてしまうことを防げます。
食べるものは決めておく
食事を終えたあとに、冷蔵庫にデザートが入っているのを思い出した、なんて経験はありませんか? 食べるものを事前に決めておかないと、ついつい食べすぎてしまう量の食べ物を買ってしまったり、あとから思い出して結局満腹になるまで食べてしまうことに…。
こういったことを防ぐためには、1回の食事で食べるものを事前にしっかり決めておくことが大切です。事前にメニューと量を考えておけば、食事の内容が偏ってしまうことも防げます。
腹八分目で食事を済ませるには、いかに満腹中枢を刺激するかがポイント。これまでより少ない量でも、時間をかけたり、調理時や盛り付け時の工夫で意外と満足感を得られるようになるので、つい食べすぎてしまう人は、試してみてください。
(文・姉崎マリオ)
