流星群とは違い撮影モードはオートでもOK!
最近のスマホのカメラには「夜景モード」や「オートモード」、「マニュアルモード」など、色んな撮影モードがありますが、どれに設定するべきなのでしょう? やっぱり、夜景モード…?
「流星群を撮影する時は、設定をマニュアルに変えてシャッタースピードや感度(ISO)、フォーカスなどを調整する必要がありますが、月の撮影の場合は特に調整をせず、『オート』で問題ない場合がほとんどです」
カメラの設定って、何をどういじったら何が変わるのか、よくわからないという人も多いことでしょう。オートで大丈夫ならスマホ任せで撮影できるから、いつでもチャレンジできそう!
また、科学館や天文台に行ったり、街中でやっている観望会に参加したりすれば、望遠鏡を持っていない人でも問題ないそうです。
打海さんは、「撮影場所は街から離れた山(標高が高く、空気が澄んでいるところ)や、広場など周囲が開けている場所が良いです」とアドバイスします。ただし、こういった場所は暗くて気温が低い場所が多いので、「子どもと一緒に」と考えるなら、家のベランダや庭から見える範囲で楽しんだほうが安心かもしれません。スーパームーンだけでなく、もちろん普段の月もこの方法で撮影することができますよ。
正月の寒い夜はこたつに入りながらみかんを食べるなどして、お正月気分を満喫している人も多いはず。だけど、今年はちょっと部屋を飛び出して、家族みんなで空を見上げてみませんか?
(文・明日陽樹/考務店)
