2.洗濯機選びの基本的な知識
各タイプのメリット・デメリットがわかったら、今度は洗濯機選びに役立つ基本的な知識を身につけましょう。
洗濯機のサイズの選び方
洗濯機選びの際、まず悩ましいのは洗濯機のサイズ。洗濯容量が5kg未満の小さいものから、10kg以上にも対応する大きなものまで様々ですが、いったいどのくらいのサイズが自分の家族にはピッタリなのか、その計算方法を知っていますか?
まず、考えるべきは1日の洗濯物の発生量。だいたい、人ひとりが1日に出す洗濯物の量は1.5kg程度といわれていることから、1.5kg×家族人数で、計算すると大体の洗濯物の発生量がわかります。4人家族なら、1日の発生量は約6.0kgというわけです。
部活や仕事などで汚れものが出やすい家庭の場合は、1人当たりの洗濯物発生量を1.5kgよりも多く見積もっておきましょう。
洗濯機のサイズと置くスペース
もう1点注意したいのが、洗濯機のサイズと置くスペース。洗濯物発生量に合わせて大きな洗濯機を購入した物の、実際搬入してみたら家に入らなかったり、洗濯機を置く防水パンの上に乗らないということも…。泣く泣く持ち帰ってもらったというケースも少なくないようです。
ちなみに、防水パンの標準的なサイズは、以下の通り。
・幅640mm×奥行640mm
・幅740mm×奥行640mm
・幅800mm×奥行640mm
・幅740mm×奥行640mm
・幅800mm×奥行640mm
一般的に、多くの物件に設置されているのはこのうち一番上の640mm×640mmの正方形タイプ。多くの縦型洗濯機はこの防水パンで対応可能ですが、一部ドラム型や大容量の洗濯機の場合は、この防水パンの上に乗らないこともあり、購入前にはよりいっそう注意が必要です。
また、二層式洗濯機の導入を検討している場合も注意。二槽式洗濯機は奥行こそないものの、幅が700mmを越える製品も多いためです。また、排水のホースが右側にあるため、防水パンの排水口にホースが届くかも確認しておくべきポイントです。
3.縦型とドラム式 どちらを選ぶべき??
二槽式洗濯機はいったん置いておいて…縦型とドラム型、いったいどちらを選ぶべきなのでしょうか? それぞれの特性を踏まえてひと口にまとめると…
縦型洗濯機がおすすめの家庭
・小さいお子さまや部活をやっている子どもがいて、汚れた洗濯物、特に泥汚れが出やすい家庭。
ドラム式洗濯機がおすすめの家庭
・泥汚れよりも皮脂汚れが出やすい家庭
・普段おしゃれ着を良く着こなす家庭
・DINKsなどで夫婦二人で働いており、家事をする時間があまりとれず、乾燥まで一貫して行いたい家庭
・普段おしゃれ着を良く着こなす家庭
・DINKsなどで夫婦二人で働いており、家事をする時間があまりとれず、乾燥まで一貫して行いたい家庭
家族のライフスタイルに合わせて、どちらが良いのか吟味してみましょう。
