コスパ◎。イタリア料理に欠かせない「バジル」

イタリア料理に欠かせないバジル。乾燥したものに比べ、香りも段違いに良い生のものは少量パックでも200円くらいというなかなかの“ゼイタク品”。しかし、そんなバジルも育てにくいということはなく、むしろ初心者でも簡単に育てられるようです。
「バジルは水切れにさえ注意すれば、とても丈夫で育てやすいハーブです。摘芯(てっぺんの方の芽を摘み取る)をして、わき芽を伸ばしていくと、さらにたくさん収穫できます。また、葉が成長を止めて硬くなってしまわないよう、蕾がついたらこまめに摘み取ることも大切です。たくさんとれすぎて余った場合は、ジェノベーゼのソースにするといいですね。その際、冷凍保存をするならチーズが冷凍焼けを起こすため、チーズを入れないレシピにしたほうが良いでしょう」(同)
<ココが“お得”>
・必要なときに必要な分だけ、新鮮なものが手に入り無駄がない
・スーパーで購入すると200円前後する生のバジルが、同じ程度の値段の苗から何度もとれる
<栽培時期の目安>
種まきは4中旬〜6月下旬、収穫は6月中旬〜10月中旬
植え付けは4月上旬~5月下旬
料理のアクセント、ちょっと使いに便利な「大葉(シソ)」

和のハーブ「大葉」の特徴的な香りと美しい葉姿は、料理を大いに引きたててくれます。しかし、スーパーなどでは大体10枚単位で売られており、なかなか一度で使い切ることはなく無駄にすることもありがち。そんな大葉も簡単に栽培できるようです。
「大葉は、とても丈夫で初心者にも育てやすい野菜です。一度に大量に使うよりも、さまざまな料理でちょっとずつ使う機会が多いので、家で育てておくと切らしてしまう心配もなく大変重宝します。こちらも順次摘芯をして、わき芽を成長させていきます。花や実も食用として利用できますが、葉を長く利用したい場合は蕾ができたそばから摘み取ってしまう必要があります」(同)
<ココが“お得”>
・必要なときに必要な分だけ、新鮮なものが手に入り無駄がない
<栽培時期の目安>
蒔きどき 4月中旬〜6月中旬。収穫6月中旬〜10月初旬
植え付け:5月上旬~7月中旬
