“女性向け”栄養ドリンク12商品の違いとは?

“女性向け”栄養ドリンク12商品の違いとは?

女性向け栄養ドリンクの各社特徴、まとめ

大正製薬

・『リポビタンファイン』同社を代表する栄養ドリンク「リポビタンD」と同様の栄養成分だが、味はピーチ&グレープフルーツ風味で、カロリーも低い。
・『リポビタンファインプレシャス』リポビタンファインにローヤルゼリーやポリフェノールを含むハーブの成分を追加。
・『リポビタンフィール』一般的な栄養ドリンクに入っているカフェインをカット。栄養不要に伴う目覚めの悪さ、眠りの浅さの改善にグリシンを配合。

エスエス製薬

・『エスカップE』ノミネートされた商品のうち、血行を促進し、体の調子を整えるビタミンEを今回最も多く配合。(もう一つが「チョコラBBゴールドリッチ」10mg)。なお、プロビタミンB5とも呼ばれるパンテノールはこのエスカップEのみ配合していた。

大鵬薬品

・『チオビタドリンクアイビタス』同社を代表する栄養ドリンク「チオビタドリンク」が、指定医薬部外品であるのに対し、こちらは第3類医薬品となっており、各種成分も強化されている。味も女性にも飲みやすいブルーベリー味。
・『チオビタドリンク アイビタスゼロ』チオビタドリンクアイビタスの糖分ゼロ、カフェインゼロ版。味は同じくブルーベリー味。なお、大鵬薬品のこの2本は今回の調査のうちで最もビタミンB6(タンパク質の代謝に関わる)の量が多かった(他が5〜15mgに対し50mg)。

常盤薬品

・『ビタシーローヤル3000 ZERO』特徴はなんといってもノミネート商品中でダントツのタウリンの量。また血行をよくし、皮膚や粘膜の状態を正常に保つニコチン酸アミドの含有量も60mgも最も多かった。この商品は公式サイト内で直接的に「女性向け」につながる文言はなかったが、女性用栄養ドリンクによく見られる特徴(カフェインゼロで、かつカロリーが16kcalと比較的低い)、ピンクを基調としたラベルデザインからノミネートした。

エーザイ

・『チョコラBBライト2』ノミネート商品中で最も低いカロリー(4.5kcal)だが、タウリン量も一番少なく、また他社の商品には入っていたニコチン酸アミドも入っていない。しかし、今回はエーザイの商品だけに見られたグリシン、L-アルギニン塩酸塩、L-リシン塩酸塩は入っており栄養素までライトなわけではない。
・『チョコラBBフレッシュ2』チョコラBBライト2と入っている成分の種類は変わらないものの、成分量が多くなっている。それでもカロリーは8.8kcalにとどまっている。
・『チョコラBB ローヤル2』チョコラBBフレッシュ2配合の成分に加えニコチン酸アミド、ローヤルゼリー、トチュウ葉流エキスの3つの成分を配合。
・『チョコラBBハイパー』チョコラBBローヤル2よりタウリンが200mg多くなり、またガラナ流エキスなどが加わるなど全13種の成分。
・『チョコラBBゴールドリッチ』チョコラBBローヤル2よりタウリンが500mg多くなり、またビタミンEやショウキョウエキスなど各種成分も加わる。チョコラBBシリーズ最多、16種類もの成分配合。

こうして比べてみるとあらためて各メーカー、各種ドリンクごと特徴があることがわかりますね。仕事に疲れ、家事に疲れ、育児に疲れ…。そんな時は、ドラッグストアの栄養ドリンクコーナーをのぞいてみてはいかが?

(文・のび@びた)