何度も作ってコツ発見! 我が家の秘伝チャーシューレシピ

何度も作ってコツ発見! 我が家の秘伝チャーシューレシピ

子どもから大人までみんなが大好きな「チャーシュー(焼豚)」。 中でも豚バラを丸めて作る、いわゆる「ラーメン屋さんのチャーシュー」は格別のおいしさですよね。手間も時間もかかって、家庭ではとても作れない......そう思っている人に朗報です! コツをしっかり抑えておけば、家庭でもあのトロトロな豚バラチャーシューが簡単に作れますよ! ごはんのおかずに、お酒のアテに、もちろんラーメンのトッピングにも大活躍。試作を繰り返して行き着いた、「本当は教えたくない」我が家の絶品のチャーシューレシピをご紹介します。

材料はシンプルに! 砂糖はきび砂糖がおすすめ

【材料(15cm程度のチャーシュー2本分)】

●豚バラ肉(ブロック)=500~600g
●たこ糸(2メートル)
<煮汁>
●長ネギの青い部分=1本分
●しょうが=20g程度
●にんにく=2かけ
●しょうゆ=1/2カップ
●料理酒=1/2カップ
●砂糖(きび砂糖)=大さじ4
●水=1と1/2カップ

材料、調味料はいたってシンプル。しょうゆも料理酒も普段おうちで使っているものでOKですが、砂糖はきび砂糖がおすすめ! 白砂糖と違って精製されていないので、独特のコクやうまみがあり、おいしいチャーシューのタレが出来上がります。

豚肉下ごしらえは、作り始める30分前にはしておこう!

まずは豚肉の下ごしらえをしましょう。
チャーシューに限らず、塊肉を調理する際は冷蔵庫から出したてのものを使うのではなく、室温に出しておくのが鉄則です。冷蔵庫から出してすぐ加熱しても、中心が冷たいままで火が均一に入りません。ですので、作り始める30分前には冷蔵庫から出し、下ごしらえを済ませておきましょう。
①豚肉全体に、塩・こしょう(分量外)をふる。

②豚肉にラップをかぶせ、めん棒などでまんべんなく叩く。

この後の工程で肉を巻きやすくするために、少し薄くなるくらいまでめん棒で叩きます。肉がやわらかくなる効果も。
③長さを半分に切り、横方向に丸めてたこ糸でしばる。室温に30分~1時間ほど置く。

鍋に入れやすいサイズに切って、たこ糸でしばります。後の工程で脂身をしっかり焼き付けたいので、脂が表面に来るように巻きましょう。
この状態まで下ごしらえしてから30分ほど休ませると、塩・こしょうもなじみ、肉の温度も室温に戻ります。

●お話を聞いた人

よしもとこゆき

フードコーディネーター、ライター。世界にもっと、「美味しい」魔法を広めるため、レシピ開発やスタイリング、飲食店プロデュースなど食に携わる仕事を中心に、デザインやイラスト、コラムの執筆など幅広く活動中。