個人情報を守るための取り組み
アプリの安全性を高めるために、アプリ運営会社と金融機関で新方式APIの導入が始まっています。アプリ運営会社は金融機関に対しデータ利用方法を事前に申請、セキュリティ面で信頼できると判断した場合のみ提携契約が交わされます。ユーザーはIDやPWを事業者に預ける必要がないので、不正利用・情報漏洩のリスクがほぼ無くなるのです。
ユーザーレベルで個人情報を守る方法

ユーザーレベルで個人情報を守る方法としては以下で紹介する7つがありますよ。
銀行口座の登録は1つだけにする
貯蓄と給与口座を別にしているのであれば、給与口座だけの登録がおすすめです。家計の管理に必要な情報は収入なので、収入が把握できる口座だけを登録しておけば問題ありません。仮に不正アクセスされたとしても貯蓄用の口座にはアクセスできないので、不正アクセスにおけるリスクを最小限にとどめる事ができます。
クレジットカードの取り扱いに気をつける
家計簿アプリにクレジット情報を登録することでさらに利便性は増しますが、不正アクセスされる可能性があることは知っておかなければなりません。定期的にクレジットカードの会員ページにログインして自分以外のログインの有無を確認する。または、ログインがあった場合にメールが届くように設定しておくことをおすすめします。
アプリのロック機能を設定する
普段気をつけていても、ふとした時にスマホやタブレットを紛失してしまうこともありますよね。アプリのロック設定をしておくと、第三者に操作されるリスクを減らせますよ。
公共wi-fi下では使用しない
アプリを起動する場所にも注意が必要です。公共wi-fiは確かに便利ですが、フリースポットでは通信ログを不正に盗み見られる可能性があります。
OSやウイルスソフトは常に最新にしておく
スマホやタブレットのOS・ウイルスソフトが古いバージョンになっていると脆弱性が高まります。不正アクセスされる原因にもなるので、OSやウイルスソフトは常に最新にしておくことをおすすめします。
PWの使い回しをしない
PWを様々なサービスで使い回している方も多いですが、芋づる式にIDとPWが漏洩、不正ログインされる可能性があります。それぞれのサービスで個別にPWを設定することをおすすめします。
SNSとの連携を避ける
SNSと連携させることでさらに利便性が高まるアプリもありますが、SNSのセキュリティ対策が万全でなかった場合は個人情報が漏洩する原因になります。
