
家計簿アプリとは
家計簿機能を備えたスマホ・タブレット用のアプリのことです。従来の紙につける家計簿とは違って「情報の共有」「支出データのグラフ化」「収支入力が容易」であるため、お金の管理をきっちりやりたいという人はもちろん、初めての人にも向いています。
とても便利なので、その利用数はもちろん増えています。家計簿をつけている家庭40%のうち、30%以上がアプリを使用。excelを使用している家庭も含めると実に半数以上の家庭がデジタルで家計簿を記録しているという調査結果がマクロミル社によって発表されていますよ。
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家計簿アプリの危険性について理解しておこう

家計簿アプリは確かに便利ですが、個人情報が漏洩するリスクがあることは知っておかなければなりません。リスクは大きく分けて「家計簿アプリそのものに潜む危険性」「金融情報を預けるリスク」「クレジット情報を預けるリスク」の3つがあります。
金融情報を家計簿アプリに預ける危険性
残高確認がいつでもできるため銀行口座との連携は便利ですが、「不正アクセス」と「資産額漏洩」の可能性があります。ただ、不正アクセスされると残高と出入金履歴は閲覧されてしまいますが、実害はほぼありません。ログインするだけでは口座内のお金を動かすことはできませんし、振込や資金の移動をする場合にはログイン用のPWとは別に振込用のPWも要求されるからです。心配であれば、自分が使用しているネットバンキングのセキュリティシステムについて確認しておくことをおすすめします。
クレジット情報を家計簿アプリに預ける危険性
クレジット情報を家計簿アプリに預ける上で最大のリスクと言えるのが、不正ログインです。しかし、クレジットカードを使用するためにはカードに記載されている番号が必要(WEBサイト上でカード番号が全て表示されることはほぼない)なので、勝手に買い物をされてしまうリスクは殆ど無いといえます。万が一不正利用されたとしても不正利用に対する保険が付帯されているので、過剰に心配する必要はありません。その他
のリスクとしては、購入履歴やクレジットカードの利用履歴を知られる可能性があります。