家計簿を手書きするやり方の見本例<その1>
ここでは手書きの家計簿のつけ方を具体的に紹介していきます。
1ページ目の書き方
1ページ目には「最終目標」のみを大きく記入することがおすすめです。ノートを開いたときに必ず見るのが1ページ目です。家計簿をつける上で毎日確認したいのは最終目標なので、逆にそれ以外の情報は一切書かなくてもOKです。
2ページ目の書き方
2ページ目には「いつ」「なにを」購入して「いくら使ったか」が分かる表を作成することがおすすめです。縦に日付を1日ずつ記入し、横には項目名、合計支出、残高を並べて記載すると視認性が増しますよ。毎日開いて、使った金額を記入していくためのページです。残高に関してはお財布内の金額よりも銀行貯金を含めた額を記入したほうが良いです。ただし月に2~3回しか家計簿をつけない方は残高の記入が面倒になるので省略をしてもOKです。始めたばかりであれば、1円単位で詳細に記入しなくても大丈夫です。面倒になりすぎず、自分が無理なく継続できることを意識してください。
3ページ目以降の書き方
3ページ目以降には年間収支表を作成します。縦に家族メンバーそれぞれの月の給料とその合計(収入)、その下には項目ごとの月の支出額とその合計(支出)を並べ、横には1月、2月、3月と月次を並べると見やすいです。1円単位まで正確につけることはたしかに大切なのですが、どうしても正確な金額がわからない項目も存在します。その場合は大体の金額で構わないので、収入であれば「最低金額」、支出であれば「最高金額」で予測してつけることをおすすめします。最悪の場合の数値をいれておくことで予想外の出来事が起こりづらくなるからです。また「収入-支出」で貯金額を計算して書く欄と、銀行口座から残高を書く欄を分けると良いです。正しく家計簿を運用していれば両者の大体の金額はほぼ一致するはずですが、もしもズレが生じてしまっていた場合のダブルチェックにも有効です。
家計簿を手書きで行うときのおすすめ本
手書きの家計簿のつけ方が勉強できるおすすめの本は「づんの家計簿」です。大変見やすく運用しやすい家計簿をインスタグラムにアップしていた主婦の「づん」さん監修の本です。「無印良品」のA5サイズのバインダーノートを使って見事に家計簿を手書きでつけているその手法は大変勉強になりますよ。
