バランスボールを効果的に活用する方法
バランスボールは家庭でも気軽に使用することが可能です。すきま時間を利用した簡単なエクササイズから本格的な運動まで、自分の生活リズムや体力に合わせてさまざまな方法で楽しむことができます。バランスボールの使い方次第でダイエットや筋トレ、健康維持など幅広いことに役立てることができるため、上手に活用しましょう。
エクササイズやトレーニングの活用方法
バランスボールはエクササイズやフィットネス、トレーニングとして使え、ダイエットや筋トレまで役立てることができるものです。さまざまなトレーニング方法により全身をバランスよく鍛えることがベストですが、時間や体力に応じて特に鍛えたい部位に絞って行うという方法もあります。そこで、実践的なトレーニングとして目的別に3つのトレーニング方法を紹介します。ウォーミングアップを目指したトレーニングをしたいなら「ベーシックバランス」がおすすめです。バランスボールの中央に座り、バランスを取ることができたら足を片方ずつ床から離していきます。完全に体重をボールに預けることができたら、30秒ほどそのままの状態を維持しましょう。筋肉に刺激を与えて、体を温める効果が期待できます。美しいくびれを手にいれたいという人には「シッティングサイドスライド」がよいでしょう。ボールの中央にお尻を乗せ安定した姿勢を作ることができたら、両腕を左右に広げます。腕を床と平行にした状態を維持しながら上半身を左右に交互に倒していきましょう。これを左右それぞれで10回行います。このトレーニングでは腹斜筋(ふくしゃきん)を鍛えることが可能です。体幹部、肩、胸、腹部の筋肉を期待得たいなら「バランスボールインクラインプッシュアップ」が効果的となります。ボールを軽く挟むように両手を乗せた状態で腕立て伏せの姿勢で肘を曲げ伸ばしするトレーニングです。肘は胸部がボールに触れるくらいまで曲げることと、膝は曲げずに頭から足首まで真っ直ぐな姿勢を保つことがポイントとなります。最初は10回程度、慣れてきたらさらに5回ほど増やして行うとよいでしょう。
普段から椅子として活用
バランスボールは、ただ座っているだけでも体を安定させるように体を維持することが必要となるため体幹への高い効果が期待できます。自宅で本を読んだり、音楽を聴いたりしているときに椅子として利用するだけでも効果を感じることができる場合もあるのです。あらためて気合を入れなくては始めることができないトレーニング方法とは異なり、気軽に日常生活に取り入れやすいトレーニング用品であり、ダイエットグッズとなっています。
目的に合わせてバランスボールを効果的に使う!

バランスボールは筋力をつけて体を鍛える効果だけではなく、健康へのメリットにも期待できる商品です。一言でバランスボールと言っても、その種類や大きさなど、さまざまな商品があります。それぞれの種類の特徴をつかみ、ポイントを押さえた上手な商品選びをすることが大切です。そして、自分の目的に合った使用方法で実践するようにするとよいでしょう。
