梅雨は「むくみ」の時期!? 早めの対策ですっきりボティ!

梅雨は「むくみ」の時期!? 早めの対策ですっきりボティ!

梅雨時期は雨が続き湿度も高く、とても不快に感じる方が多いのではないでしょうか。実はこの気候がだるさや体が重いなどの不調、むくみを引き起こす原因のひとつといわれています。今回は女性のお悩みに多い、むくみと梅雨の関係についてご紹介します。

梅雨が不調やむくみを引き起こす原因とは?

梅雨の気候は、体にどのような影響を与えているのでしょうか。私たちの体をスポンジとイメージしてみてください。水を吸うとスポンジが重くなるように、体にも同じことが起きているそう。

梅雨時期の過剰な湿気の影響によって体が重くなることでだるさや冷え、むくみなどの体調不良を引き起こす原因のひとつと考えられています。これを東洋医学では「湿邪(しつじゃ)」と呼びます。湿邪は梅雨だけでなく、台風の時期や夏の湿度の高い時期にも起きやすいといわれています。

梅雨は「むくみ」の時期!?早めの対策で目指すはすっきりボティ!

むくみ対策のポイントは正しい水分補給と排出!

湿邪には2種類あります。多すぎる大気中の湿気を意味する「外湿」と体内で生まれた湿気である「内湿」です。内湿が起きる原因は、冷たい飲み物や生野菜、水分のとり過ぎにより消化機能が低下し、処理しきれなかった水分が体内にたまり、むくみの引き金になっていると考えられています。内湿がたまっている人は、大気中の湿気の影響も受けやすいそう。また梅雨は蒸し暑くなり水分の摂取量が多くなる一方で体内の水分を調整する「脾臓」の機能が低下しやすい時期といわれています。

こまめな水分補給は大切ですが、とり過ぎた水分が排出されず、体内に溜まっていくことがむくみの原因のひとつだそう。のどが渇いたからと水をがぶがぶ飲むのは注意が必要です。水分摂取量(※)は1.5リットル、夏場やスポーツをするときは2リットルが一般的な目安といわれています。体を冷やさないためにも常温の飲み物を飲むように心がけている方も多いと思いますが、冷やしていなくても体温より低いものは体にとって冷たいものになるので注意しましょう。

湿邪はねばりつき・取りにくい特徴があるため、長引きやすいといわれていますが、利水作用の効果が期待できる食べ物や飲み物を摂取することで、体内の余分な水分を排出し、むくみ改善効果が期待できるといわれています。

梅雨は「むくみ」の時期!?早めの対策で目指すはすっきりボティ!

この記事を書いた人

安達 マユミ

日本ビューティーフード協会

日本ビューティーフード協会インストラクター・ビューティーフードマイスター。今まで数多くのダイエットに失敗して体調不良になったこともあったが、食事を見直し、無理なく3カ月で-3kg減量。その経験を生かし、食で多くの人の悩みを解決している。

この記事を監修した人

プロフィール画像

日本ビューティーフード協会 代表理事 鈴木梨沙

体の内側から整えキレイと幸せをかなえる一生持続可能な食事を提案する専門家として、延べ1200名以上の方にセミナー講演会を実施。著書「美女になる簡単ヘルシーダイエットBook」がある。