スイカは果肉だけでなく、種や皮も食べられる!?
スイカは果肉の部分を食べて、皮や種は捨ててしまうことが多いのではないでしょうか。実は皮や種の部分にも栄養があるといわれています。
スイカの種を食べると体調が悪くなるという噂を聞いたことがある方もいると思いますが、実際は食べても問題ないといわれています。中国や台湾では炒ったスイカの種を炒めて食べたり、スナック菓子として販売されていたりします。中国では種を食べるために、種が大きい品種のスイカがあるほど種を食べることは一般的だそう。また漢方薬としても使用されています。
スイカの種には良質な油である不飽和脂肪酸が含まれており、たんぱく質はピーナッツよりも多く含まれているといわれています。種を食べる際には、乾燥させた種に塩を適量加えてフライパンで表面がぷくっと膨らむまで炒めてから、中の白い部分を食べてください。他にも細胞の生まれかわりを助けるビタミンB6や骨や歯をつくるマグネシウムを含んでいるといわれています。
皮の部分には、むくみ改善が期待できる「シトルリン」が果肉の約2倍含まれているといわれています。硬い外皮を取って塩やぬかを使い、漬物にすると食べやすくなります。地方によってはスイカを丸ごと漬物して食べているそうです。

スイカで暑い夏を乗り切りましょう
いかがでしたか。スイカは水分補給だけでなく、美容や暑い夏を乗り切る強い味方になることが分かったと思います。皮や種も捨ててしまわず有効活用してみてはいかがでしょうか。
