何となく使い分けているけれど、 違いを説明するのが難しい日本語ってありませんか。「化学」と「科学」のように、同じ読み方で漢字が違う熟語の意味となると、実は曖昧……なんてことも。
ビジネスシーンでよく出てくる「精算」や「清算」も、お会計の時にお願いしているのはどっちだっけ。恥をかいてしまう前におさらいしておきましょう!
ビジネスシーンでよく出てくる「精算」や「清算」も、お会計の時にお願いしているのはどっちだっけ。恥をかいてしまう前におさらいしておきましょう!
■精算
精密機械や精巧品など、細かい・詳しいという意味を持つ「精」の字を使った「精算」は、お金を細かく計算する、きちんと計算し直す、などという意味を持っています。使用シーンは支払金額などを合算するときによく使います。
■清算
清く美しいという文脈で使われる「清」の字を使った「清算」は、その名の通りそれまでのことにけじめを付けるなど整理し決着を付ける場合に用います。主に過去の人間関係などを整理する際に使用しますが、会社組織の財務整理にも「清算」の文字を使います。また、取引の相殺が発生した場合も「清算」と表現することもあります。
お会計は精算、なにかをきれいに整理することを清算と覚えておくと良さそう。たとえば苦い過去とかは、きれいさっぱり清算して美味しいものでも食べに行きましょう。そこでのお会計はきっと気分のいい精算ですね。
(アリシー 編集部)
(アリシー 編集部)