どうして二の腕が太くなる?4つの原因
いつのまにか太くなっていた、ダイエットをがんばってもなかなか痩せにくい箇所、それは二の腕。二の腕は体にある他の部分と比べても脂肪がつきやすくて太りやすい、痩せにくいのが特徴です。二の腕が痩せない4つの原因についてご紹介します。
【リンパの流れが滞り脂肪が蓄積】
体内にある余分な水分や老廃物は、リンパ液が流れるリンパ管を通って体の外に排出されます。筋肉の衰えや冷えなどによってリンパの流れが滞ってしまうと、老廃物が体内に蓄積してむくみが生じやすくなります。リンパの滞りによって生じたむくみをそのまま放置しておくと、蓄積された老廃物に脂肪がついてセルライトができてしまうことも。セルライトが蓄積して二の腕は太くなり、ブヨブヨとした状態になってしまいます。
【筋肉の衰えによるたるみ】
二の腕は、物を持ち上げたり引き寄せたりする際に使われる「上腕二頭筋」と呼ばれる筋肉と、その裏側にある「上腕三頭筋」で構成されてます。内側にある「上腕二頭筋」は物を持ったり引っ張ったりするときに使い、日常的によく使われている筋肉。外側にある「上腕三頭筋」は押したり伸ばしたりする時にしか使わず、日常生活で出番が少ない筋肉。そのため、脂肪がつきやすく、たるむ原因になってしまいがちです。使われない筋肉は鍛えられないことから、一度脂肪がついてしまうと取れにくくなります。
【姿勢が悪い】
猫背や巻き肩、背中が反っていたりと姿勢が悪い状態が原因で二の腕が太い可能性があります。姿勢が悪い人は、鎖骨周辺やわきの下が姿勢の良い人に比べると圧迫されています。鎖骨周辺や脇の下にはリンパ節があり、その部分が圧迫されると二の腕周辺のリンパの流れが悪くなり、その結果、むくみやすくなります。さらに、リンパの流れが悪くなると二の腕に老廃物がどんどん溜まってしまい代謝が悪くなるので、脂肪がつきやすくなると言われています。
【食事制限ダイエットによる新陳代謝の低下】
極端な食事制限ダイエットは、筋肉量が落ちやすいです。筋肉量が減少してしまうと新陳代謝の低下を招く原因にも。また、冷えによっても代謝は悪くなってしまいます。新陳代謝が落ちている状態は、痩せにくく太りやすい体質になると言われています。

二の腕が太くなりやすい食べ物
二の腕が太くなる原因は、食べ物にもあります。太りやすい食べ物については、食べる食材によって太る部位がかわると言われています。
二の腕が太りやすい食べ物の代表は
・肉の脂身
・バター
・生クリーム
・アイスクリーム(主原料が乳製品かクリーム)
脂っこい食べ物や甘い食べ物、つい食べてしまいますよね。だらだらと一日中食べていると当然カロリーオーバーになります。偏食や夜遅くに食べることも問題です。これらの食生活の乱れが体脂肪を増やし、二の腕を太くしてしまうことに繋がると言われています。また、塩分の摂り過ぎはむくみの原因、油分の摂り過ぎは二の腕太りの原因につながるそう。

