冷奴を美味しく健康的に食べるアレンジ
冷奴は、豆腐をパックから開封したら、きちんと水洗いをした上で、ペーパータオルを用いて水気を拭き取ることがポイントです。こうすることで、豆腐独自の風味が堪能できます。
また、生姜、ネギ、ミョウガ、かつお節の薬味に醤油をかけるのが定番で簡単に作れるのは嬉しいのですが、食べ方がワンパターンになってしまい、飽きてしまうことも。そこで、他の食材をプラスして健康的にアレンジレシピを楽しんでみませんか?
【和風アレンジ】
◆納豆とワカメ
納豆に刻んだワカメ(もしくはカットワカメ)を醤油で和えるだけです。ワカメと納豆には、人間の身体に必要不可欠な「タンパク質」「脂質」「炭水化物」「ビタミン」「ミネラル」の5大栄養素が全て含まれていて、さらに食物繊維も含まれており、健康や美容効果が期待できると言われています。ワカメの他に、オクラ、モロヘイヤ、めかぶなどのネバネバ食材と和えるのもオススメです。
◆梅と玉ねぎ
薄くスライスした玉ねぎと梅肉(もしくは梅干しの種を取って、包丁で荒くたたいたもの)を和えて、豆腐の上へ盛り付けます。めんつゆをかけてできあがりです。玉ねぎと梅の組み合わせは、血液サラサラに効果的で胃腸を整え、疲労回復の効能から夏バテ対策に期待できると言われています。
【洋風アレンジ】
◆アボカドとトマト
角切りしたアボカドとトマトを豆腐の上へ盛り付けます。仕上げに醤油とオリーブオイルをかけてイタリアン風に(塩とオリーブオイルも◎)。アボカドに含まれる植物性脂質とトマトに含まれるリコピンが、女性に嬉しい美肌効果が期待できると言われています。
【アジアン風アレンジ】
◆キムチと海苔とゴマ油
キムチ、ちぎった海苔、白ゴマを豆腐の上へ盛り付けます。仕上げにゴマ油を上から垂らせば、韓国風に。おつまみとしてもオススメです。
海苔には、キムチに含まれている乳酸菌のエサとなる水溶性食物繊維が豊富に含まれています。この水溶性食物繊維は、健康効果が期待できると言われており、より乳酸菌の働きを活性化させて腸内環境を整えるでしょう。ゴマ油を使うことで風味が増し、コレステロール値を下げることに期待できます。
◆黒蜜ときな粉(デザート)
豆腐を適度に崩して器に入れ、黒蜜ときな粉をかけます。台湾のデザート「豆花(トウファ)」風の冷奴になります。豆腐ときな粉で美味しく大豆イソフラボンが摂れます。
いかがでしたか?冷奴は、低カロリーながら植物性タンパク質が豊富で「ビタミン」「ミネラル」さらに、女性特有の不快な症状をやわらげる働きがあるとされている「大豆イソフラボン」などの各種栄養素をバランス良く摂取できるとても理想的な食材です。汗をかきやすく、スタミナが失われ、食欲が低下気味になる夏場、「たんぱく質」や「カルシウム」の補給に欠かせない存在です。夏バテしないよう、食欲のない日も様々な方法で冷奴を食べてみてください!

