GIISに通える居住範囲は?スクールバスは?
前述の通り、グローバルインディアンインターナショナルスクールは東京都江戸川区の葛西エリアにあります。現在は西葛西と東葛西の2箇所にキャンパスがあり、学年や選択するコースに応じて通うキャンパスが決まります。
ただ、どちらのキャンパスも最寄り駅からかなり離れたところ(徒歩で20-30分程度)の場所にあるため、各生徒の自宅もしくは学校最寄りの駅からスクールバスで通うのが一般的です。
バス送迎があるエリアは?通学可能範囲について
スクールバスはかなりの数が運行されており、キャンパスのある江戸川区だけでなく、近隣の地区への送迎を行っています。とは言えもちろんどこからでも乗車可能、どこへでも手配可能というわけではありません。具体的には、東京都の江東区、中央区、港区、台東区、荒川区、墨田区、千葉県浦安地区などに送迎バスが走っています。
バスの発着場所ですが、家の目の前までバスが送迎に来る場合と、駅など集合場所が決められている場合の両方があります。
キャンパスからあまり遠い場所へのバス送迎は、子どもへの負担などから実施されていません。入学を検討する際にはぜひお住まいの地区にバス送迎がくるかどうかについても確認してみるとよいでしょう。
ちなみにバスに乗り遅れると、その日は自力で学校に行かなければいけなくなります。スクールバスもかなりタイトなスケジュールの中で運行しているので、集合時間を過ぎると、親御さんに電話で一報などが来ることもなくバスは出発していきます。そうなると、ご両親のどちらかが学校まで連れていかなければならないのですが・・・前述の通り、キャンパスは駅からかなり遠い場所にあるので、電車・バスで向かおうとすると相当な時間がかかることは覚悟した方が良いと思います。
スクールバスには絶対に乗り遅れないように、毎朝お子さんを送り出す必要があります。
インド系インターナショナルスクールは幼・小・中・高一貫教育
インターナショナルスクールというとどうしても小学校のイメージが強いですが、GIISは幼稚園から高校まで、一貫して提供する教育機関となっています。
しかし、やはりここでも、日本の学校とはかなり異なる事情がありますので、説明していきたいと思います。
インド系インターナショナルスクールは1年早い?
驚かれるかもしれませんが、GIISの小学校は、日本の学校よりも早い年齢で開始されます。
まず日本でいう幼稚園にあたる「プレスクール」は、日本の幼稚園が始まるのと同じ年齢から受け入れを開始します。日本と変わりません。そして、日本でいう年少さんを「KG1」、年中さんを「KG2」と言います。
そして次の年次では、日本なら年長さんになるところですが、GIISでは年中さんの次が小学校1年生となります。日本の他の子どもたちよりも1年早く、小学校の教育課程が始まるということです。これには少し違和感があるかもしれません。
この日本の学校との差異については、お子さんからも様々な反応があるようです。例えば日本の幼稚園や保育園に通っていてGIISに小学校から入学する場合、お子さんにとっては周囲の友達よりも1年早く小学生になるわけです。お友達よりも早く小学校に上がれることを喜ぶお子さんもいるようですが、反対に友達と1年早く離れてしまうことを嫌がるお子さんもいるようです。
お子さんとは、しっかりコミュニケーションを取りつつ入学についても進められると良いでしょう。
インド系インターナショナルスクールの「12年生」
GIISでは、小学生以降は「Graders」と呼ばれます。Gradeというのは、学年のようなものですね。
学年という考え方は当然日本にもあるので自然に理解できるのですが、GIISではなんと「中学校●年生」、「高校●年生」、といった呼び方はしません。
どういうことかというと、小学校に入学して1年生になり、そのまま学年があがって6年生になると、次は「中学校1年生」ではなく「7年生」となるのです。そして、8年生、9年生と続いていくのです。高校3年生に相当する12年生がGIISにおける最終学年となります。
新学期は何月にスタート?
インターナショナルスクールの学期始まりは9月というイメージが強いのではないでしょうか。
実はGIISは、日本の学校と同じで4月に学期が始まります。編入などを考えた際、節目が日本の学校と同じなのはスケジュール的にも精神的にも安心感があります。
