子ども向けハンバーグの簡単レシピ

子ども向けハンバーグの簡単レシピ

パン粉なしでも作れる簡単ハンバーグ

さて、ハンバーグを作り始めてから、途中でパン粉がないことに気づくことはありませんか?そんなとき、パン粉なしでも作れるハンバーグを知っていると大助かりですね。

パン粉の役割

パン粉がないなら、パン粉の代わりになるものを使えばよいわけですが、そもそもハンバーグにおいてパン粉の役割をご存じでしょうか。
パン粉には、次の3つの役割があります。
・つなぎとして
・肉汁の流出を防ぐ
・食感をふんわりさせる
つなぎとしては小麦粉や片栗粉も使えますが、これらには肉汁の流出を防ぐ力はありません。この3つの要素を満たすものとしては、焼き麩、クラッカー、高野豆腐などがあげられます。
これらを代用してハンバーグを作ってみましょう。

パン粉の代わりに焼き麩を使ったレシピ

材料(4人分)
・合いびき肉 400g
・焼き麩 15g
・牛乳 60ml
・塩 4グラム
・玉ねぎ 1個
・卵 小1個
コショウ、ナツメグ…少々

手順は通常のハンバーグの作り方と変わりませんが、パン粉の代わりに焼き麩を使っています。焼き麩は、すりこぎなどの固いものを使って砕くか、すりおろしてしまってから牛乳に浸すとよいでしょう。

代用品の効果は?

焼き麩を使ったハンバーグは、パン粉を使うよりふんわりと柔らかくなり、まろやかに仕上がるのが特徴です。
砕いたクラッカーは、パン粉や焼き麩のように肉汁を吸わないため、ふんわり感は減少しますが、バターの風味がほんのり感じられ、子供の喜ぶ風味になります。
また、すりおろした高野豆腐を使えば、あっさりとヘルシーなものに仕上がるため、和風でありながらしっかりとした味付けの照焼きソースがよく馴染みます。
どれがよいかはお好みですが、そのとき家にあるものを臨機応変に使用する技を知っておくとよいですね。

まとめ

ハンバーグを美味しく作るポイントを押さえながら、子供向けに簡略化できる手順はいくつかあります。うまくいかないところは手伝ってあげて、一緒に楽しく作ることが大切です。味の決め手となるソースとして、子供達が喜ぶ甘めのソースもご紹介しました。パン粉がなくても大丈夫!ご家庭でアレンジを加えてレパートリーを広げてみてください。