焦がさず中までしっかりと火を通すための焼き方のコツ
それではいよいよ、ハンバーグの焼き方のコツです。コツさえ知っておけば簡単です。ぜひこの機会に覚えてみてください。
火加減は弱火〜中火でじっくりと
油をひいて、フライパンをよく温めてから焼きましょう。よく温めておかないと、焦げ付きの原因にもなります。
生焼けになってしまう原因として、強火で一気に焼いてしまい、よい焦げ目がついたところでやめてしまうことが挙げられます。これだと表面だけが焼けてしまい、中まで火が通らないのです。ハンバーグは、基本的には弱火から中火くらいで、じっくりと焼きましょう。片面を3分ほど焼いて、焦げ目がついたらひっくり返してもう片方の面を焼きます。
蒸し焼きでふっくらジューシーに
ひっくり返したら、今度は蒸し焼きにしていきます。少量の水(または酒)をフライパンに入れ、蓋をして蒸し焼きにすることで中まで火が通りやすくなります。また、こうすることでふっくらとした仕上がりになるのです。蓋をしたら、3分蒸し焼きにしましょう。
最後に確認!
このままでも美味しく仕上がりますが、お好みで表面をこんがりさせたい場合は、もう一度ひっくり返して火加減を強火にし、短時間焼きます。出来上がったら、最後に焼き上がりの確認をしましょう。ハンバーグに竹串を刺して、透明の肉汁が染み出してきたら完成のサインです。赤い肉汁が出てくるようであれば、まだ中が焼けていないということなので、蓋をしてもう少し蒸し焼きにしましょう。
ちょっと変わったハンバーグの焼き方
ここまでご紹介したのは、フライパンで焼く基本の焼き方でした。それ以外の失敗せずにハンバーグを美味しく焼く方法をご紹介します。
アルミホイルで包み焼き
パティの両面をフライパンで焼いて焦げ目をつけてから、アルミホイルで包みます。このとき、ソースも一緒に入れて包みましょう。後は、アルミホイルで包んだままオーブンまたはフライパンで焼きます。包んで焼くので、型崩れの心配もなく、中までしっかり火が通ります。蒸し焼き状態になるのでふっくらジューシーに仕上がり、簡単に美味しくすることができます。ソースごと焼いてしまうので、煮込みハンバーグ風にもアレンジできますよ。
アルミホイルの代わりに、クッキングシートで包んでも、美味しく蒸し焼きにすることができます。
オーブンでふっくら
ふっくら仕上げるために、オーブンで焼くのもおすすめです。こちらもまずはフライパンで両面に焼き目をつけます。次に、200℃に温めたオーブンで、10分焼けば完成です。オーブンを使って焼き上げる方法は、お店でもやっているところがありますよね。自分で作ったハンバーグはどうしてもパサパサになってしまう…という方は、ぜひ試してみてください。
