マイ包丁を砥石で研いでみたら、愛着が別次元に!

マイ包丁を砥石で研いでみたら、愛着が別次元に!

料理はそれなりのものを作れるという人も、料理を作る道具のお手入れまでできていますか? お皿は洗えばキレイになりますが、包丁は洗っても切れ味は戻りません。そこで切れ味を戻すべく、砥石を使った包丁研ぎにチャレンジしてみました。研いだ先に感じた「あるもの」とはいったい⁉

Step.1:砥石を水に浸ける

今回は包丁、砥石、タオルという必要最低限のアイテムで挑戦。包丁は普通の両刃タイプです。

大きめの鍋を使って砥石を水に浸しました。

包丁をなめらかに研ぐため、大きめの鍋に砥石を沈め水分を含ませます。砥石の種類によって、水にひたす時間が違ったり、そもそも水に浸ける必要もなかったりします。浸す時間は商品の説明書に書いてありますが、説明書がないときは水に浸けて、泡が出なくなるまでを目安にしましょう。だいたい10~20分でしょうか。初めて購入するのであれば、“中砥石”と書いてあるものがスタンダードなのでオススメです。

Step.2:包丁を構える

砥石の準備が出来たらさっそく、研ぐ工程へ……と、その前に「研ぐときのフォーム=包丁の構え方」をチェックしましょう。

一般的には、

・上から見たとき包丁の角度が45度くらい
・横から見たとき、包丁を10円玉2~3枚重ねたくらい立たせる

が良いと言われています。

包丁を構えたところ。砥石に対して包丁が斜め45度程度に入るのが目安。

研ぐときには、包丁の背を“10円玉2~3枚重ねた程度”に持ち上げる。
刃は自分の方に向けてください。砥石の粗さや包丁の種類などによって、角度は変わってきますが、自分の感覚で「何となくなめらかに研げる角度」であればOKでしょう。砥石は濡れた布の上に置くとしっかり止まってくれます。