安心して使うために

幼児用補助装置は正しく装着してこそ安全性が発揮されます。背もたれやヘッドレストが付いたジュニアシートの付け方を確認しましょう。
正しい取り付け方を確認しよう
背もたれやヘッドレストのある「シート型」の場合、車の座席とジュニアシートの背裏に隙間ができないようにセットします。
車の座席のヘッドを外した後、座席の背もたれを適度な角度に曲げながら、ぐらつきがないように調節しましょう。
ジュニアシートのなかには、背面に車のシートベルトが通せる「ベルト通し穴」が付いたタイプもあります。ベルト通し穴にシートベルトを通してから、車のバックルにセットしましょう。
装着方法はメーカーによって異なるため、必ず取り扱い説明書を確認しましょう。
後部座席に座らせる
道路交通法では、チャイルドシートやジュニアシートを設置する場所についての規定はありませんが、安全性が高いのは「後部座席」です。
助手席には安全のための「エアバッグ」が搭載されています。衝突でエアバッグが作動すると、ジュニアシートが弾き飛ばされてしまい、かえって子どもを危険にさらしてしまうケースがあるのです。
助手席に子どもがいると、子どもとのやり取りで運転手の集中力が散漫になりやすいと言われています。視野の広い助手席は子どもがぐずつきにくいと乗せてしまいがちですが、安全のためには後部座席がベターでしょう。
ジュニアシートの選び方

ジュニアシートは製品によって規格や仕様が異なります。安全性と快適さを両立したジュニアシートを選ぶために必要な注意点を確認しましょう。
保安基準に適合した製品
6歳未満の子どもに使用するジュニアシートは、道路運送車両法の保安基準に適合している製品でなければなりません。
該当するジュニアシートには「基準マーク」が付いており、「ECE規則(欧州)」や「米国安全基準」に合格したものも、保安基準に適合している製品と同等に見なされます。
「未認証ジュニアシート」は座席ベルトの位置や高さを調整するには有効ですが、安全性については不明です。ジュニアシートの使用義務を履行していないと見なされる点にも注意しましょう。
対象の年齢や体重を確認
ジュニアシートには対象年齢や体重が明記されていますが、対象年齢に達していても、身長が基準に満たないケースがあります。
年齢だけに合わせると装着時にシートベルトが顔にかかったり、急ブレーキ時に体がすりぬけたりする危険性が高いです。
すぐ大きくなるからと少し大きめのものを選んでしまいがちですが、体格をしっかり考慮しましょう。
近年はチャイルドシートとジュニアシートを兼ねたロングユースも登場しています。3歳以上が適正年齢の場合、3歳未満は使用を控えるのが基本です。
特に、2歳児はじっとしていられない年齢のため、大きなジュニアシートでは危険がともなうでしょう。
長く使うなら調節可能なタイプを
ジュニアシートを3歳から小学生の高学年まで使用すると考えれば、子どもの成長に合わせてヘッドレストや肩ベルトの位置が変えられるものが理想です。
ワンタッチで調節ができる利便性の高いタイプや、ジュニアシートの背もたれやヘッドレストが取り外せるタイプもあります。
こうした製品は身長や体重が大きく変わっても安全性や快適性が損なわれないため、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。何年間くらい使うかを考えながら選ぶと失敗が少ないです。
