ママ友って必要?適度な距離感でストレスなく付き合おう

ママ友って必要?適度な距離感でストレスなく付き合おう

あるある?ママ友のマウンティング

マウンティングは、他人よりも上に立とうとする気持ちが表面化したものです。ママ友間ではよくあるといわれますが、された側はやはり不快な気持ちになります。

「自分はマウンティングなどしない」というママも多いでしょうが、何をマウンティングと感じるかは相手次第です。あなたの無意識の行動や言動に対し「マウンティングされた」と感じるママ友がいるかもしれません。

ママ友間でありがちなマウンティングのケースをチェックするとともに、我が身を振り返ってみましょう。

身内の自慢

ママ友間のマウンティングで多いのが、パパの職業や子どもの発育状況などを自慢するケースです。興味のないパパ自慢やわが子自慢が続くと、聞かされるママたちの多くはうんざりしてしまいます。

とはいえ、気付かないうちに子ども自慢をしてしまうママは多いものです。わが子の様子がかわいかったり成長の兆しがみられたりしたときは、やはりうれしいと感じるでしょう。誰かに言いたいと思ったら、身近なママ友についつい話してしまいます。

しかし、ママ友のなかには「ちょっとうれしい報告」をマウンティングと取る人もいます。ママ友に夫や子どもの話をするときは、相手をよく選び、言葉を選んで話すことが大切です。

収入や持ちもので優位に

高級外車や高価なブランドものを持っていることをアピールするママは、経済的な優位性でマウントを取ろうとしている可能性があります。

同じ幼稚園や保育園、学校に通っているといっても、家庭の状況は様々です。お金があることをみせびらかすのは品がなく、よい印象を持たれません。

一般的に経済的に余裕がある家庭は、羨望や嫉妬の対象となりやすいものです。アピールするつもりはなくても「パパが医者」「高級ブランドの服を着ていた」という事実だけで、マウンティングと取られる可能性はあります。

ママ友から誤解されないようにするには、極力派手な格好は控え、個人的な情報を漏らさないようにしましょう。

リア充アピール

ママ友の数を数えたり「予定が詰まっていて休む暇がない」など言ったりするママは、自身のリア充ぶりでマウントを取っているようにみえます。「時間があっていいね」など言われると、「暇そう」と言われているようで不快な気持ちになるでしょう。

ただし、あからさまにリア充アピールをしなくても、子どもの習い事や子連れでのお出かけについて話しただけで「マウンティングだ」と取る人もいます。

他人の言動に敏感なママは少なからずいるので、プライベートはうかつに口にしないのがベターです。

ママ友間で上下関係ってあるの?

ママ友が集まれば、グループ内に目に見えない上下関係が生まれることがあります。これに巻き込まれると、面倒やトラブルに遭う確率はぐっと高まるでしょう。

ママ友同士の上下関係とはどんなものなのでしょうか?

ママ友内の上下関係とは

近年、ママに序列をつけて階層分けしたようママ友関係がみられるようになりました。頂点には少数のトップ層ママが君臨し、下級層にはその他大勢のママたちが所属します。

どんな場所でも、人がたくさん集まるところにはグループができるものです。初めは同じような立場ですが、やがて中心的な存在が現れ、グループ内の力関係もはっきりしてきます。

もっとも強いママが「ボスママ」となりますが、そのママの性格や価値観が、グループのあり方に大きな影響を与えます。

ボスママと気が合えばグループでの居心地は、さほど悪くありません。しかし、気の合わないボスママだと、グループにいることが苦痛になってしまう場合もあるでしょう。

上下の基準って?

ママ友の序列の基準は、実際のところ曖昧です。グループ員の構成や特性もあるため、一概には語れません。

いくつかの事例では、次のようなものが基準になるといわれます。

・夫の年収
・マンションの階層
・夫の職業
・子どもの学力や能力

このほか、ママ自身の容姿や仕事などが基準になるケースもあります。

ボスママを頂点としたママ友のクラス分けにはまってしまうと、抜けだすのは非常に困難です。子どものためにと我慢するママも多いですが、一番よいのは初めから近づかないことでしょう。

ボスママが強そうなママ友グループとは一定の距離を置き、深入りしすぎないようにすることが大切です。