ママ友って必要?適度な距離感でストレスなく付き合おう

ママ友って必要?適度な距離感でストレスなく付き合おう

ママ友と上手に付き合う方法

子どもを通した付き合いだからこそ、ママ友とは良好な関係をキープしたいものです。ママ友とトラブルなく付き合うには、どうすればよいのでしょうか。

最低限の挨拶を

人と付き合ううえで、「おはようございます」「こんにちは」といった挨拶は基本です。たとえ知らないママでも、笑顔で挨拶するよう心がけましょう。

挨拶さえきちんとしていれば、少なくとも悪い印象は持たれません。特定のグループに属していなくても、いろいろなママと気軽に会話できるようになります。

たとえママ友をつくるつもりがなくても、「挨拶もしないママ」と悪目立ちするのは望ましくありません。ママ友トラブルや面倒に巻き込まれないためには、「挨拶程度のママ」と思われておく方がベターです。

悪口をいわない

ママ友とうまく付き合っていくうえで、悪口を言うのは厳禁です。どのママとどのママがつながっているのかは、上辺では判断できません。ママ同士に思いがけない接点があるケースもあり、不用意な発言をすればあっという間に広まってしまいます。

ほかのママの悪口に同意を求められたり、ほかの子どもの悪口を聞かされたりしたときは、適当に話を濁して、その場を離れましょう。あまりにも悪口ばかり言うママならば距離を取り、挨拶程度の付き合いにしておくのが無難です。

聞き流す

ママ友の話に付き合いきれないと感じたら、さらっと聞き流すことも大切です。

話好きなママのなかには、自分の話を延々と続けるママもいます。下手に返答すると話を切るタイミングを失うので、適当な相づちだけを返しましょう。

一方、噂好きなママの話には、相づちさえも返さないのがベターです。噂に同調していると思われれば、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。「話を聞かないと失礼かな」などと思わずに、早めに話題を切り上げましょう。

適度な距離を保つ

ママ友にはプライベートな質問をしたり、家庭の問題を打ち明けたりしないようにしましょう。また、相手に同様のことを尋ねるのもタブーです。

あなたは親しいつもりでも、相手もそう思っているとは限りません。ほかの人には知られたくない話が周囲に広まったり、話したことを歪曲して伝えられたりする可能性もあるのです。

ママ友は、友だちといいつつも本当の友だちとは違います。子どもという共通点でつながっているだけと心得て、近づきすぎないことが大切です。

ママ友の誘いを断る方法

ママ友と付き合っていれば、ランチや遊びに誘われることもあるでしょう。たまになら楽しく参加できますが、あまりに頻繁だと疲れがたまってしまいます。ママ友の誘いをうまく断るには、どうすればよいのでしょうか。

用事を理由に断る

外せない用事があるといえば、ママ友もしつこくは誘えません。「習い事がある」「夫からの頼まれごとがある」など、口実となる理由を伝えましょう。

ただし、このとき「行けない」部分ばかりを強調するのは控えるようにします。本当は行きたいのだけれど、という気持ちが伝わるように断ることが大切です。

「日をずらせればよいのだけれど」「夫もタイミングが悪いよね」など加えると、嫌な断り方になりません。

家族を理由に断る

ママ友も、自身で家族を持つ身です。行けない理由が家族に関することならば、意外とすんなり引き下がってくれるでしょう。断りたいときは、「義母が来るから」「実家の母と出かける予定があるから」など言ってみてはいかがでしょうか。

断る理由として家族を使う場合は、普段から家族との交流が深いことをアピールしておくことも大切です。義母がよく訪ねてくる、実家の母と仲がよい、などさりげなくママ友の前で言っておきましょう。

普段からこのような前フリがあれば、いざというときの言い訳も真実味が出るものです。

素直な気持ちを伝える

ママ友に嘘をつきたくない人やバレたときが怖いという人は、素直に「行けない」と伝えましょう。

「人が多いところは疲れるから」「今日は家にいたいから」などの理由で断っても、それは悪いことではありません。我慢して誘いに乗り続けるよりも、ときには本音でお断りした方がすっきりします。

ただし、一方的に断れば相手も傷つきますから、「誘ってくれてありがとう」の言葉は大切です。

また、断ると決めたのなら、行けないことを明確に伝える必要があります。ついつい使いがちな「考えさせて」というフレーズは、OKともNGとも取れるので避けましょう。

曖昧な言い方でごまかすよりも、きっぱりと「行けない」と伝えた方が好印象です。