メンテナンス方法もチェック
包丁は、しっかりとメンテナンスを行うことで、長く使えるアイテムです。包丁の素材によって方法は異なりますが、毎日使用する上での基本となるメンテナンス方法をチェックしておきましょう。

使用後はしっかりと乾燥させる
使用後の扱い方によって、包丁の寿命は大きく違ってきます。
使った後は、洗剤できれいに洗い、乾いた布で水気を拭き取って乾燥させましょう。これは、包丁の錆びを防ぐための重要なポイントです。
たとえ錆びにくい素材であっても、水気を拭き取らずに使用していると、錆びの発生につながってしまいます。
さらに、柄の部分が木製であれば、水が染み込むことで劣化の原因にもなりかねません。洗った後は、しっかりと水気を拭き取り、乾燥させることが大切です。
切れ味が悪くなったら研ぐ
包丁は長く使っていると切れ味が悪くなります。トマトを切ると断面がつぶれる、鶏肉の皮がなかなか切れないと感じたら、包丁を研ぐことで切れ味が復活します。
メーカーによっては研ぎ直しを依頼することもできますが、市販の砥石やシャープナーを使って自分で研ぐことも可能です。
包丁の素材ごとに使用できるシャープナーは異なるので、購入前にメンテナンス方法を確認しておくのがおすすめです。
初心者でも使いやすい人気の包丁5選
包丁の選び方を紹介してきましたが、初心者でも使いやすい包丁にはどんな商品があるのでしょうか?
人気の包丁のなかから、マルチに使えるおすすめの三徳包丁5選を紹介します。

YOSHIKIN グローバル包丁 18cm
「グローバル包丁」は、緩やかなカーブを描くハマグリ刃が特徴のステンレス包丁です。
1983年に誕生したYOSHIKINのグローバルシリーズは、洋食器のテーブルナイフから発想を得て、刀身から柄まで一体構造となっています。ブラックドットを配したハンドルデザインで、過去にはグッドデザイン賞も受賞しました。
また、有償で名入れができるのも、この包丁の大きなポイントです。自分の名前が入った包丁なら、愛着が湧いて更に料理が楽しくなることでしょう。
シリーズ専用のシャープナーもありますが、専門の職人による研ぎ直しも依頼できます。
KAI 三徳包丁 関孫六 匠創 165mm
刃体からハンドルまで継ぎ目のない一体構造が特徴です。流線形のハンドルを採用し、グリップ感が高いため、女性も使いやすいのがポイントです。
耐水性に優れているため、食洗機の使用も問題ありません。
従来品よりも刃体が薄くなっているため、食材を切るときの抵抗が軽減され、切れ味がアップしています。
京セラ セラミックナイフSAKURA16cm
桜をイメージした、淡いピンク色のブレードが特徴のセラミックナイフです。
ファインセラミックスは金気を出さないため、食材への匂いうつりもなく、金属アレルギーの人でも安心して使えます。錆びずに切れ味も長持ちし、軽くて使いやすい包丁です。
食洗機にも対応しており、除菌漂白もできるため、清潔に使用できます。
下村工業 村斗Fit-Line 三徳包丁165mm
オールステンレスで、手入れしやすい一体構造を採用した三徳包丁です。
金属加工の街として有名な、燕三条の職人による、研削加工と水砥刃付けによって、刃先は鋭角に仕上げられ、食材に切り込みやすくなっています。
どんな調理でも楽に使えるように軽過ぎず重過ぎない設計で、重心バランスがよいのが特徴です。
柄の表面には滑り止めの役割も持つ「アーチ模様」が施されています。食洗機にも対応しているため、日々のお手入れも簡単です。
・Amazon:下村工業 村斗Fit-Line 三徳包丁165mm
ミラノα 三徳包丁 160mm 日本製
微細な分子で構成された、特殊ステンレスを使用した包丁です。長時間使用しても疲れにくいよう、モナカ型のハンドルを採用し、手にフィットしやすくなっています。
職人の手で研ぎ上げられた刃付けで、切れ味も抜群です。刃渡り16cmの手頃な中サイズの他、18cmの製品もあるため、自分の使いやすいサイズを選びましょう。
