おすすめのアロマ加湿器は?無印良品などおしゃれで人気の9品を厳選

おすすめのアロマ加湿器は?無印良品などおしゃれで人気の9品を厳選

部屋にうるおいを与えたい人はもちろん、好きな香りを楽しみたい人にもおすすめなのが「アロマ加湿器」です。リーズナブルなものは、2000~3000円程度でも手に入ります。種類や使い方を知っておけば、自分に合うものが見つかるでしょう。

加湿器の種類と特徴をチェック

加湿器には、様々な種類があります。価格やコスパ、掃除のしやすさなど種類による特徴を理解して選びましょう。

一般的に「超音波式」や「気化式」はリーズナブルで、ヒーターがついた「ハイブリッド式」や「加熱式」は値段が高くなります。

電気代が安い超音波、気化式

超音波式の加湿器は「超音波が出す振動によってミスト状の水を噴射する仕組み」です。加熱を必要とせず、常温の水をそのまま部屋に放出できます。加熱式に比べると、電気代は安く済むでしょう。

気化せずに水がそのまま加湿器の外に出ていくため、周囲が濡れることがあります。熱による殺菌は期待できません。

気化式は「濡れたフィルターに風を当てて部屋に水分を送り込む方式」です。ミストより細かい水蒸気が放出され、周囲は濡れません。洗濯物を部屋干しするときのように、風を当てて乾かしながら周囲の湿度を保つ形です。

ただし、風を送るためにファンが回るため、稼働音は大きく感じるかもしれません。電気代はファン用のモーターがメインで、加熱式よりもリーズナブルです。

清潔な加熱式、ハイブリッド式

加熱式とハイブリッド式は、どちらもヒーターを使います。加熱式は「ヒーターのみを」使用し、水をそのまま温めて水蒸気を放出するタイプです。炊飯器や鍋から水蒸気が出るのと変わりません。

ハイブリッド式は「加熱式に気化式が組み合わさったもの」で、ヒーターで温めながら風を出して乾かします。温風で衣類を乾かす乾燥機のようなイメージです。どちらも水を加熱し、雑菌の繁殖を抑えます。

加熱式は加湿器周辺の熱さや電気代の高さがデメリットとなり、ハイブリッド式は電気代の高さや音が気になる部分でしょう。

アロマ加湿器はどうやって使うの?

「アロマ加湿器」には、専用のアロマを使います。水に直接香水などを入れる仕組みにはなっていないため、使えるアロマを確認しておきましょう。

基本はオイルを使いますが、加湿器の種類やタイプによって入れる場所や使い方が異なります。

アロマの使い方は主に2タイプ

アロマ加湿器ではない一般の加湿器は、原則アロマオイルやアロマウォーターは使用できません。アロマ加湿器と呼ばれるものは、使用方法が決められています。

主に「水に直接オイルを入れるタイプ」と「専用のアロマトレーやカップにアロマオイルを入れるタイプ」の2種類です。

一般的に、タンクに直接アロマオイルを入れる方式をとっているのは超音波式ですが、商品によって異なります。

アロマオイルは、加湿器の説明書どおりに使用しましょう。タンクにオイルを入れてはいけないタイプの加湿器の場合、故障の原因になります。

加湿器で使えるアロマを確認

まずは、自分が使う加湿器の説明書を確認しましょう。アロマ対応の加湿器であっても、使用できるアロマはそれぞれ異なります。

たとえば、アロマウォーターとアロマオイルは別物のため「アロマウォーターのみ対応のアロマ加湿器」にはオイルは使えません。

アロマオイル対応の加湿器の場合「水溶性アロマオイル」と「エッセンシャルオイル」が対象で「脂溶性のアロマオイル」は含まれていないことがほとんどです。

脂溶性のアロマオイルは、水溶性に比べて油分が多くべたつきやすくなっています。対応していない加湿器に使うと、汚れや目詰まりを起こすかもしれません。

アロマを選ぶ際、パッケージに「アロマオイル」と書かれていても種類について記載のないものは「脂溶性のオイル」の可能性があります。不明なものは使わないのが基本です。

香水は使わない

香水は、アロマオイルとは異なります。エッセンシャルオイルのような天然香料ではなく、人工的に作り出した香りです。コロンやトワレなど、種類を問わず加湿器には使用できません。

香水にはアルコールなども含まれており、アロマ加湿器には適していません。余っているからと使用するのはやめておきましょう。故障やカビ、雑菌が繁殖する原因になります。

「香水の香りがどうしても気に入っている」という場合は、香りを広げるための「フレグランススティック」に香水を浸すなど工夫しましょう。