ドラム式洗濯機の人気おすすめ8選。最新モデルは洗浄も乾燥もスゴい

ドラム式洗濯機の人気おすすめ8選。最新モデルは洗浄も乾燥もスゴい

今ドキのドラム式洗濯機をチェック

家庭用ドラム式洗濯機が登場してから時は流れ、今では定番の洗濯機のひとつとなっています。ドラム式洗濯機は進化をとげ、当初のものとは比べ物にならないほど高性能です。ドラム式洗濯機の最新事情をチェックしましょう。

ドラム式洗濯機の最大のメリットは乾燥

縦型の洗濯機に比べてドラム式が優れている面は様々ありますが、特に「乾燥機能」が優秀です。縦型の乾燥は「ヒーター式」で乾燥します。

ヒーター式は、電気から温風をつくり出し、衣類に当てて乾かす方法です。衣類が傷みやすいうえ、電気を熱に変換するため電気代も高額になる傾向があるでしょう。

ドラム式の場合は「ヒートポンプ式」を採用しています。同じく温風による乾燥方法ですが、縦型よりも温風の温度は低めです。

ドラム式は洗濯物を持ち上げて空気を含ませながら乾燥できるため、高温を使うことなくしっかりと乾きます。

温風も、洗濯槽内の空気を「ヒートポンプ」で温めて使用することで、電気の使用も最低限です。衣類の傷みやしわを少なくでき、電気代が抑えられます。

メーカー独自の洗浄法でガンコな汚れに対応

従来のドラム洗濯機は「縦型に比べると洗浄力が弱い」といわれてきました。ドラム式は、縦型に比べると回転式の分、少量の水で済みます。節水になる一方で、洗濯物の汚れが手ごわいと汚れが十分に落ちないままになりがちです。

こびりついた汚れをはがして洗浄してすすぐには、水の量が足りていないかもしれません。しかし、近年では「温水」を使うことで、縦型に負けない高い洗浄力をもったものも登場しています。

こびりついた泥は、水よりもお湯の方が溶けやすくなるのはイメージできるでしょう。皮脂などの油汚れは、40度前後から溶け始めるといわれています。

温水を使うだけではなく「洗剤を温める機能」にも注目です。40度前後に温めることで洗剤の酵素が活発になり、洗浄力アップが期待できます。

お手入れや洗剤投入を自動で行う機能が登場

最新のドラム式洗濯機は、乾燥機能や洗浄力の向上だけではなく便利な付加価値がついたものも多く登場しています。

「自動掃除機能」は、洗濯槽内を自動で洗浄する機能です。毎回の洗濯で出たほこりや糸くずなどの汚れを、そのまま放置してしまう事態を防げます。いつもきれいな洗濯槽で洗濯ができるため、服を清潔に保てるでしょう。

近年のドラム式洗濯機には「洗剤や柔軟剤を自動で入れてくれる機能」も少なくありません。自動投入機能をオンにしたうえで投入口に洗剤や柔軟剤を前もって入れておけば、洗濯物の量に適した洗剤の量を洗濯機の方で計量・投入してくれます。

洗濯のたびに、洗剤を計ってから入れる必要がありません。

ドラム式洗濯機はどう選ぶ?

ドラム式洗濯機の最新機能をチェックした後は、実際に購入する際に気をつけることを覚えましょう。

容量はシーツを洗うことも考えて選ぼう

洗濯機を選ぶ際に、悩むのは洗濯機の容量です。一般的に、洗濯物は「1日1人あたり1.5kg程度」出るといわれています。家族の人数×1.5kg以上のサイズを選びましょう。

週末などに布団カバーや毛布類などの大きなものを洗う予定なら、もう少し多く見積もった方が使い勝手がよくなります。

「大きめを買うと、洗う量が少ないときにもったいない」と迷う人もいるでしょう。しかし、洗濯機は小さめサイズにたくさん詰めて洗うよりも、大きめで余裕をもたせて洗う方が汚れが落ちます。

小さめサイズで1日に複数回使用すると、光熱費も増えるでしょう。大きめサイズであっても、水量などを洗濯量に合わせて減らせば問題ありません。

さらに、乾燥までしっかり行う場合は、ドラム内に余裕があった方がよく乾きます。大きな洗濯物を入れても窮屈にならないぐらいの容量がおすすめです。

通路と設置場所のサイズを確認

ドラム式洗濯機は、ドラムの配置の関係で全体が大きくなりがちです。ドラム式洗濯機を購入する前は設置場所や通路、入口の幅を確認しましょう。

日本製のドラム式洗濯機は幅を考慮したうえで作られていますが、海外製の場合規定サイズよりも大きい場合もしばしばです。

購入したにもかかわらず、搬入時に通れずに困ってしまうこともあります。なお、運搬に必要な通路幅は「洗濯機の横幅+6cm以上」が目安です。

横幅に加えて、設置場所とドアを開いているときの奥行きも確認します。ドラム式は上方向ではなく手前にドアを引くタイプです。奥行きがないと、洗濯物の出し入れが難しくなります。

さらに、水栓(蛇口)の高さも注意が必要です。水栓の位置が低い場合、蛇口の位置を変えるための部品の購入なども検討しましょう。