愛らしいねずみの絵本9選。大人気シリーズから海外のお話まで

愛らしいねずみの絵本9選。大人気シリーズから海外のお話まで

イラストが魅力的なねずみの絵本

絵本は物語の楽しさだけでなく、絵を楽しめるところも魅力のひとつです。なかには、表紙の絵のかわいさやインパクトで絵本を選ぶ人もいるでしょう。

たとえ文章を読めなかったとしても、本を開きイラストを眺めているだけで楽しい気持ちにさせてくれる絵本を紹介します。

レオ・レオニの人気絵本『フレデリック-ちょっとかわったのねずみのはなし』

『フレデリック-ちょっとかわったのねずみのはなし』は、『スイミー』や『アレクサンダとぜんまいねずみ』などの人気作品の作者で知られるレオ・レオニ氏の作品を、詩人の谷川俊太郎氏が訳した絵本です。

レオ・レオニ氏はイラストレーターやグラフィックデザイナーとしての経歴を持ち、アメリカで著名な芸術家の1人として高く評価されています。

この絵本は、イラストのかわいらしさや美しさを楽しみながら、豊かな想像力を育むことができます。ちょっと風変わりなフレデリックから、大人も忘れかけていた大切なことを学べる絵本です。

・Amazon:フレデリック-ちょっとかわったのねずみのはなし

明るい配色が目を引く『ねずみさんのながいパン』

『ねずみさんのながいパン』は、「ねずみさんの絵本シリーズ」の1作目として知られています。小さなねずみが、自分の体より何倍も大きいパンを担いで走っている姿に、子どもはきっと興味を引かれるはずです。

ねずみがゾウやキリンといった様々な動物たちの家を次々に通り抜けていくたびに、それぞれの家の食卓の様子が表れるしかけになっています。

物語の内容を正確に理解することが難しい時期の子どもでも、明るい配色で描かれる食事の場面を眺めて楽しめるでしょう。

・Amazon:ねずみさんのながいパン

女の子とねずみのお話『ないしょのおともだち』

『ないしょのおともだち』は、女の子とねずみが友だちになるという絵本です。同じページ内に、女の子とねずみの生活や行動を表現したイラストが描かれており、それぞれの違いを見比べながら読み進められます。

細かい家具まで丁寧に描写されていて、繊細に描かれた絵の見事さに感動する人も多いかもしれません。

絵を眺めているだけでも楽しめますが、心温まる物語の展開にも注目です。子どもの心だけでなく、読み聞かせするママの心もきっと癒されます。

・Amazon:ないしょのおともだち

英語を楽しく学べるねずみの絵本

英語の絵本は、早い段階で子どもに英語を学ばせたいときに使えるアイテムです。正しい発音でリズムよく読んであげると、子どもはぐんぐん英語を吸収していくでしょう。

リズムをつけて何度も読み聞かせることで、子どもが英語を理解しやすくなります。子どもに楽しく英語を学ばせたい人におすすめな絵本をチェックしましょう。

CDで発音練習も『あおいろねずみときいろねずみ』

『あおいろねずみときいろねずみ』は、それぞれ違う色を持つねずみが、お互いの国へ行くというストーリーの絵本です。

物語を通して、異なる文化や環境に対して心を開くことの大切さを感じられます。

絵本に付属しているナレーションやオリジナル曲が入ったCDを聞けば、英語の発音を身につける訓練になります。英語の発音に自信がない場合は、CDを活用するとよいでしょう。

・Amazon:あおいろねずみときいろねずみ

シリーズで揃えたくなる『Maisy's Train』

『Maisy's Train』はイギリスの絵本作家ルーシー・カズンズ氏が描くねずみの「メイシーちゃんシリーズ」の1冊です。アニメ化もされているため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。

絵本が汽車の形に型抜きされていて、子どもの興味を引く工夫がされています。小さな子どもでも認識しやすいとされている、はっきりした色調で描かれたかわいいイラストに注目です。

汽車の進行に合わせて、物語がリズムよく進んでいきます。メイシーちゃんが車掌になり、みんなを運んでいくストーリーです。

子どもが一緒に真似して口ずさみたくなる警笛も、「toot toot !」と英語で表現されています。

・Amazon:Maisy's Train