小学生の充実した夏休みの過ごし方。お留守番のときはどうする?

小学生の充実した夏休みの過ごし方。お留守番のときはどうする?

楽しむ時間もバランスよく

夏休みは宿題や自由研究をどうしても意識してしまいますが、遊びにかける時間も同じくらい大切です。子どもが思いっきり遊ぶ時間もバランスよく確保しましょう。夏休みだからこそできることも、出かけられる場所もたくさんあります。

子どもにとって夏休みは特別な時間であり、どんな過ごし方をしたとしても大切な思い出として心に残るでしょう。

ちょっとした遊びも貴重な経験になる

夏休みには、アミューズメントパークに行ったり国内・海外旅行に連れだしたりと「特別なことをしなければならない」と思い込んでしまいがちです。時間やお金を無理にかけなくても、子どもにとっての素敵な経験をさせてあげることはできます。

子どもたちは大人が思っているよりずっと感性が豊かであり、ちょっとしたできごとでも感動してくれるものです。

カブトムシやクワガタムシを飼ったり、手芸セットを買ってひとつの作品をつくりあげたりとほんの些細な経験でも心に残る思い出になります。

友だちとの大切な思い出づくり

普段学校で会っている友だちと夏休み中に会って遊ぶのは、それだけでも特別感があります。1日中一緒にいると、学校ではわからなかった一面が見えてくるかもしれません。夏休みをきっかけにして、一気に仲が深まる可能性もあります。

子どもには家族だけでなく、友だち同士でも夏休みの思い出をつくってもらうようにしましょう。家族ぐるみのつきあいがあれば、一緒にBBQや海水浴に行くのもおすすめです。

子どもが高学年になってくれば、近所の夏祭りもよいでしょう。お金の勉強も兼ねてお小遣いを持たせて送り出せば、子ども同士で買い物や屋台のゲームで盛り上がります。

親が仕事でも安心してお留守番できるように

子どもが夏休みに入っても、親が仕事だという家庭は少なくありません。学校給食がない間、子どもの食事をどのように準備するか考えるは親にとっては大ごとです。

長時間大人の目が届かない状態で子どもを放置することにも、不安があります。親が仕事でも安心して子どもにお留守番してもらうため、事前に解決方法を考えておきましょう。

昼ごはん問題はどうする?

子どもが学校に行かない夏休みは、お昼ごはんが必要になります。子どもを学童保育に預ける場合も、お弁当を持参する場合が多いでしょう。

親が休みの間に作り置きしておくのもよいですが、夏休みのお手伝いとして子どもと一緒に準備するのもひとつの経験です。自分で作った食事は、食べるのも楽しみになります。

「毎日作るのは大変だな…」と感じたら、上手に冷凍食品を取り入れましょう。子どもには電子レンジの使い方を教えておき、自分で温めてもらうようにすればOKです。

火を使う必要がないため、子どもでもチャレンジしやすいでしょう。ただし、レンジにかけてはいけない外袋や食材などはなるべく取り除き、子どもにも伝えておくのがポイントです。

学童などのお弁当の場合でも、冷凍食品のおかずを朝入れておけばお昼ごろに自然解凍します。

学童以外にも頼れる場所を探しておく

学童保育は利用を希望する家庭が多く「気づいたら定員に達していた…」というケースも少なくありません。夏休みの間、子どもを預かってもらえる協力者を早めに見つけておきましょう。

近所に祖父母や親戚が住んでいる場合は、仕事中預かってもらえるようにお願いしてはいかがでしょうか?

ただし、あまりに長時間子どもを預けることは、相手の家庭にとって大きな負担となるため避けたいところです。親戚づきあいがギクシャクするきっかけにもなりかねません。

日中、子どもが通えるような習い事に通わせるのも手です。子どもにとっては、一定期間集中的にひとつのことを学べる機会になります。監督してくれる大人がいるため、親も安心です。