賢い子に育てたいなら地球儀がおすすめ

子どもが成長して世界に興味をもち始めたら、用意してあげたいのが地球儀です。地球儀が家にあると、世界に意識を向ける賢い子どもに育つ可能性が高まります。
地球のどのあたりにどんな国があるのかを頭に入れておけば、将来役に立つ機会もあるでしょう。まずは地球儀が子どもの成長にもたらすメリットを紹介します。
日常のなかに学べる環境をつくってあげられる
地球儀があると、日常の会話をきっかけに外国について学ぶ環境を得られます。地球儀を見れば、日本とどのくらいの距離があるのか一目瞭然です。どんな文化・気候の国なのかを調べるきっかけにもなり、外国への興味が強くなります。
「地球儀をリビングに置いて大人と一緒に使えるようにする」のもおすすめです。TVでサッカーやテニスの大会のニュースが流れれば、子どもと一緒に開催国や選手の出身国を地球儀で調べてみましょう。
遠いはずの国が、地球儀を使うことで身近に感じられます。
子どもにとって地球儀は知識の宝庫
地球儀は、子どもにとって教材であり遊び道具です。クイズ形式にしたり授業で学んだ理屈を地球儀で再現したりすることで、自然と知識が身につきます。
地球儀をくるくると回し、指でぴたりと止めた場所の国名を当てる「国名当てクイズ」は、回答できる国名が増えていくほど楽しいものです。
地球儀を本物の地球に見立てれば、昼と夜がどのようにできているかや、国によって時差が生まれるのかを球体を回転させて説明できます。自転の仕組みもわかりやすく学べるでしょう。
教科書の文字や口頭の説明だけでは難しく感じることも、地球儀のように立体にしてみると理解しやすくなります。
子ども用地球儀の選び方

子どものために地球儀を選ぶなら、親として何を学ばせたいかはもちろん、子どもが何に興味をもっているかで種類を決めるとよいでしょう。地球儀といっても、記載されている内容やサイズ、搭載されている機能まで多種多様です。
子ども用地球儀を選ぶ際のポイントを大きく三つに分けて紹介します。
学習用には色分けされた行政型
地球儀は表記の仕方によって、二つのタイプに分けられます。国が色分けされており、国名と首都がわかりやすくシンプルに記載されているのは「行政型」です。
「地勢型」は国ごとに色分けされておらず、国境が線のみで記されています。代わりに、標高の高低差がある場所や森林・草原の密集している場所、砂漠や氷で覆われている場所がそれぞれ自然に近い色で表現されているタイプです。
国名と国の場所を正確に学ぶ段階であれば、まずは行政型がよいでしょう。世界には多くの国があり、大きさも様々なことがわかります。
「この大きな国には、どのくらいの人が住んでいるんだろう…」のような疑問をもったとき、学習の種が生まれるでしょう。地理を学び始める小学生の家庭に人気です。
サイズは置く場所で選ぶ
地球儀のサイズは様々ありますが、市販のものなら球径約30cmが一般的なサイズといえるでしょう。より文字の見やすさを重視するなら、球径30cm以上がおすすめです。リビングなど広い場所に置く場合に適しています。
学習机に置いて使うなら、球径25cm程度が邪魔にならない大きさです。コンパクトなので持ち運びしやすく、気になることがあればリビングに持ち込んでママ・パパに質問する…という使い方もできます。
子ども部屋のカラーボックスのなかに収納するのもおすすめです。本棚の横に置いておけば、読書中にわからない国が出てきたときにサッと国を調べられます。
地球儀は、球体がフレームに固定され台座に置かれているものが一般的です。球径だけでなく、全体の高さも測って収納しましょう。棚板の高さを調節できるカラーボックスであれば、ある程度地球儀のサイズにも合わせられます。
楽しく学べる機能付きがよろこばれる
地球儀のなかには、子どもが楽しく学ぶための機能を搭載したものも数多くあります。付属のペンでタッチするとその国の情報を音声解説してくれるものは、国の場所と文化がセットで学習できて印象に残りやすいでしょう。
ライトを点灯させると地球儀が天球儀に切り替わり星座が表示されるものは、宇宙へと目を向けるきっかけになります。地球儀ひとつから、様々な知識を学び取ることが可能です。
近年では、付属のパッドに搭載されたカメラで写真を撮り、地球儀に紐づけて保存できる商品もあります。面白い機能が付いている地球儀は、子どもの自主性も伸ばしてくれるはずです。
