子育てがつらいとき。自分に合う乗り越え方を見つけよう

子育てがつらいとき。自分に合う乗り越え方を見つけよう

「いつまでこんな毎日が続くんだろう…」子育てにつらさを感じ、1人悶々とした日々を過ごすママは少なくありません。そんな苦しさを乗り越えるヒントとして、つらい時期が終わる一般的な目安の時期や具体的な対処法をチェックしていきましょう。

子育てでつらいこととは?

一般的に、ママはどのような場面で「育児がつらい」と感じてしまうのでしょうか?まずはその主なタイミングから確認していきましょう。

初めての育児への不安

育児に対するつらさは、第2子以降よりも第1子の育児の際に感じやすい傾向があります。

第1子の育児をするママにとって、そのほとんどすべてが未経験の出来事です。授乳や寝かしつけ・入浴など、手探りで日々奮闘しながらも、「本当にこれでよいのかな?」という不安が常に絶えません。

加えて、自分の育児に自信が持てない状況にもかかわらず、赤ちゃんの命を丸ごと預かっているという事実が、ママの心に大きなプレッシャーとなってのしかかります。

子どもを大切に思い、愛情を持って育てているからこそ、不安やつらさもどんどん大きくなってしまう…それこそが初めての育児に向き合うママの心理といえるでしょう。

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孤独を感じる

人と接する機会が少なくなる育児期間中ならではの「孤独」も、ママが育児をつらいと感じてしまう原因のひとつです。

小さな赤ちゃんを抱えたママは、自由な外出が難しいため、1日の大半を自宅で過ごす傾向があります。

赤ちゃんの月齢や体調・環境によって状況は違うものの、「夫以外の大人と会話をする機会がほとんどない」というママもめずらしくありません。

それまで自由に他人とのコミュニケーションを楽しんできたママにとって、この変化はとても重大なものです。

まるで社会から取り残されてしまったかのような深い孤独に苛まれたママが、育児そのものに苦しさを感じてしまうのは無理もないことといえるでしょう。

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体へのダメージ

自覚のあるなしに関わらず、人の心と体は密接につながっています。心と体のどちらかに不調が出た途端、引きずられるようにもう一方も調子を崩したという経験がある人は多いのではないでしょうか。

その点、育児に励むママの体は、まだまだ妊娠・出産のダメージから回復しきれていない状態です。さらに頻繁な授乳や睡眠不足が重なるとなれば、精神的なバランスを保つのは簡単なことではありません。

この時期のママが育児につらさを感じてしまうのは、自分自身の体調が万全ではないことも大きな原因といえそうです。

誰にも頼れない

誰かの手を借りたいと思っても、パパは仕事で忙しく、両親・義両親が遠方住まいだったり、近居でも既に高齢だったりと、頼れる環境がない場合もあります。

いざとなれば誰かを頼れる環境と、何があっても自分1人で何とかせざるを得ない環境とでは、感じるプレッシャーに雲泥の差があります。

ママの「育児がつらい」という心境は、誰にも頼れないプレッシャーと不安に押しつぶされた結果といってよいのかもしれません。

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つらい時期はいつまで続く?

育児のつらさは、「このつらさがいつまで続くか分からない」からこそ、より一層深まってしまうものです。苦しい時期を乗り切る参考として、一般的な「育児のつらさが解消される時期」を確認していきましょう。

寝られない新生児期や2~4歳のイヤイヤ期

育児のつらさのピークは、主に「新生児期」や2~4歳ころのイヤイヤ期に訪れるといわれています。

新生児期は、赤ちゃんの睡眠が細切れなうえ、授乳回数も多く、ママは慢性的な睡眠不足に悩まされがちです。

睡眠が足りていないために疲れが取れず、それでも赤ちゃんのお世話は欠かせないという状況は、やはり過酷なものといえるでしょう。

一方、2~4歳というのは、一般的に「イヤイヤ期」にあたる時期です。徐々にできることが増え、自己主張が強くなった子どもの言動に振り回されて、精神的に限界を感じるママも少なくありません。

子どもが順調に成長している証とはいえ、見守るママにとってはつらい時期といえそうです。

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時期には個人差がある

子どもの成長・発達や個性はそれぞれ違います。育児のつらさを感じるピークも子どもによって変わるため、一般的な目安と違うからといって過剰に心配しすぎないようにしましょう。

また、何をつらいと感じるかも人によって違うため、同じようなタイプの子どもを育てていても、つらさに押しつぶされそうに感じるママもいれば、特に負担に思わないママもいます。

一般的な目安はあくまでも目安として、必要以上にとらわれないようにしましょう。

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