幼稚園ママ友との付き合い方。気の合うママ友は強い味方になる

幼稚園ママ友との付き合い方。気の合うママ友は強い味方になる

幼稚園で仲のよいママ友がいると、毎日の生活が楽しくなります。同じ年の子どもを持つママが集まる幼稚園では、気の合う仲間を見つけるチャンスです。合わない人もいるため、様子を見ながら楽しく付き合えるママ友を探してみましょう。

幼稚園でママ友をつくるメリット

幼稚園では子ども同士のコミュニケーションだけでなく、ママ同士のコミュニケーションも求められます。友だちをつくっておくと、いざ自分が困ったときに助けてもらえるメリットもあるでしょう。

育児の悩みを共有できる

幼稚園のママ友は、確実に同世代の育児を経験しています。ほかの場所で出会う人よりも、育児や家事の悩みを共有しやすいでしょう。

「子どもが反抗期で困る」などのトラブルも、共感を得やすいはずです。同性同士だからこそわかる悩みも多く、自然と話が合って深く話せます。1人では解決できないトラブルも、ほかの経験者から話を聞くだけで参考になるものです。

また、同年代の子どもを持つママのなかには、すでに複数の子どもを持つ人もいます。これからの子どもの成長で気になることがあれば、アドバイスをもらえる心強い存在です。

いざというときに頼れる

子どもがいると、突発的なトラブルに見舞われることもあります。ママ友には幼稚園の行事や送迎で「どうしても都合がつかないときに子どもを見てもらえる」など助けてもらうことも多いはずです。

急な体調不良など、予測できないトラブルの際には友だちが頼りになります。必要なものを差し入れてくれたり体調を気遣ってくれたりと、的確なフォローは胸にしみるでしょう。

なにかあったときにお互いの子どもを預かってくれる存在がいれば、慌てずに済みます。どちらかが頼りすぎになるとバランスがくずれるため「どうしようもない事態だけ頼る」と決めて、適度な距離感を保つことが大切です。

相手がいつも快く引き受けてくれるとしても、頼ったときは毎回お礼をきちんと伝えましょう。

子どもの成長の役に立つ

誰とも交流していない場合「同じ組の子どもがほとんど参加しているイベントに呼ばれなかった」ということもありえます。連絡先を教えていなければ、保護者独自で行うイベントのお知らせも回ってきません。

ママ同士が友だちになると、自然と子どもも仲良くなります。お誕生日会やイベントなど、ママ友同士で企画することも多いでしょう。イベントが増えれば、それだけ子どもの経験にもつながります。

ママ友と上手に付き合うには?

ママ友は、学生時代の友だちとは少し違います。子ども同士の付き合いもあり、必ずママ同士の気が合うとは限りません。話が合う相手であっても、なれなれしくはせず一定の距離をおくのも大切です。

自分のことを話しすぎない

家庭やお金のことなど「子ども以外の話」をしていると、周囲のママと合わない部分が見つかることも多いでしょう。ママ友は、自分のすべてを受け入れてくれる友だちとは少し種類が違います。

特に、自慢ともとれる内容や価値観に差の出やすいお金の話は避けた方が無難です。相手の自慢話を聞く程度であれば大きな問題はありませんが、自分の自慢は避けておきましょう。

自分では普通と考えていても、人によって生活水準や経歴は異なります。幼稚園の行事や育児の話など、ほとんどの人が共有できる話を取り入れるのがおすすめです。

スルースキルも大切

「ママ友との交流でストレスがたまり、子どもにあたってしまう」と悩んでいるママもいるでしょう。性格が合わない人と、無理をして積極的に付き合う必要はありません。

仕事と同じように嫌な人と顔を合わせることはありますが、嫌いなママ友の発言や行動はなるべく気にしないようにしましょう。積極的にかかわろうとするのではなく「必要最低限のコミュニケーションのみとる」とドライな考え方に切り替えるのもおすすめです。

幼稚園のうちはお互いの家に遊びにいくとなると親の送迎が欠かせませんが、園内で遊んでいる程度であればママ同士の交流は必須ではありません。口元に笑みをたたえて、きちんとあいさつするだけでも十分です。