深入りしすぎて怖い経験をするママも

子どもを受け入れてもらおうと積極的に行動しすぎると、場合によってはトラブルの原因になります。すべてのママに受け入れてもらおうとするのではなく、トラブルメーカーのママたちとは距離をおく方がよいでしょう。
なんでも話してしまうスピーカーママに注意
悪気がなくても注意しておきたいのが「話したことが周囲に筒抜けになってしまうママ」です。「スピーカーママ」と呼ばれるうわさ話好きのママは、ネタができると楽しくなってつい大げさに話をしてしまいます。
スピーカーママの前で「この間海外旅行に行って…」と普通の話をしただけで「豪華な海外旅行にいつでも行けるお金持ちなんだって!」とまったく違う話になってしまうことも珍しくありません。
周囲のママたちのうわさ話ばかりしている人に対しては、自分のプライベートを明かさない方がよいでしょう。相手の話を聞く程度にとどめ、なるべく周囲のうわさにも興味を示さない態度がスピーカーママを遠ざけてくれます。
ボスママグループとの付き合いはほどほどに
幼稚園のママたちは、全員が適度な付き合いをしているわけではありません。なかには1人の「ボスママ」を取り囲むグループがあります。
1人または数人の発言力の強いママたちがグループを取り仕切っているグループには上下関係があり、ボスママの横暴でいじめられる人が出てくるなどトラブルも起きがちです。
偶然ボスママのお気に入りになれば当面は安泰ですが、ちょっとしたことで機嫌を損ねてしまうことも考えられます。「前はあの人がのけ者にされていたけど、今度はこの人が無視されている…」など、状況が変わることもしばしばです。
ママ友グループに対しては、誘いを受ける前にどんなグループなのか外から様子をうかがいましょう。ほのぼのとしたママ友グループなど、害のないグループもあります。
ママ友が1人もいないのは問題?

幼稚園に通わせる場合、ママ友は必ず必要なのでしょうか?人にもよりますが、交流しなくても大きな問題はありません。
「幼稚園の子どもたちとは園内だけで遊ぶ」「友だちの家に行くときも送迎以外の余計な手出しはしない」と決めていると、人とかかわる頻度は減ってきます。
まったく問題ないと感じているママもいる
幼稚園以外の場所に友だちがたくさんいる場合、ママ友がいなくても大きな問題はありません。友だちは、ママ友以外でもつくれます。
「よく知らないママ友より、仲のよい友だちの方が安心できる」と考える人もいるでしょう。困ったときに相談できる相手がいれば、それがママ友であるかどうかは些細な問題です。
育児の相談や子どもの成長で気になることは「幼稚園のママたちではなく自分と同級生の先輩ママに相談している」という人もいます。
「自分と価値観が合う人がいない」ときは、無理にママ友をつくろうとするのではなく、気長に合う人を探しましょう。
ママ友が欲しい場合はまず相手を知ること
すべてのママたちと気が合うわけではありませんが、相手を見れば自分と合うかが自然とわかってきます。「ママ友をつくりたい」と考えている場合は、相手の様子を見ながら少しずつうちとけていきましょう。
「ママ友トラブルが怖い…」と不自然に交流を避けていると、相手があなたと仲良くなりたいと考えていてもきっかけがつかめません。
無理はせず普段の姿で相手に接していれば、気の合うママが見つかります。子どもが仲のよい友だちのママたちと話す機会をつくるだけでも、共通の話題で話が弾むかもしれません。
