小学生に習い事は必要?学校や遊びの時間と両立させるコツ

小学生に習い事は必要?学校や遊びの時間と両立させるコツ

人気急上昇中の習い事

時代に合わせて、習い事の種類は変わってきています。PC関連や運動など、現代っ子に合う習い事を選んでみましょう。昔から人気の高いピアノや水泳などもありますが、新しいジャンルを選ぶのもおすすめです。

思考力が身につく プログラミング

子どものうちからスマホやPCにふれる機会が多い現代っ子にとって、PC関連の習い事は身近なものです。特に、2020年から必修科目となる「プログラミング」系の習い事は注目を集めています。

プログラミングは、PCに「○○をしてください」とお願いをするための言語を入力する作業です。日本語では通じないため、人間が機械語を覚える必要があります。

様々な言語がありますが、どの言語でも「決まった言葉を正しい順序で入力する」のが最低限の条件です。授業や仕事でも役立つほか、論理的に考える力を養えます。小学生や初心者は、簡単なプログラミングの基礎を学ぶことになるでしょう。

人前に出ることで自信がつく ダンス

ダンスは運動能力やリズム感、積極性が身につく習い事です。学校の授業でも、2008年ごろから中学校の体育での必修種目となっています。小学校のうちから始めておいて、損はありません。

運動が好きな子どもであれば、体の動かし方はすぐに覚えられるでしょう。男の子ならかっこいいアクティブなダンス、女の子ならかわいいドレスを着て踊れるようなものなど種類も豊富です。

リズムに合わせて踊るだけの簡単な子ども向けダンスもあり、小学校低学年でも楽しく始められます。ダンスの発表会などを通じて舞台に上がる経験を積めば、人前でも不安にならず自分の気持ちを伝えられるようになるでしょう。

無理なく続けられる習い事はある?

習い事は、ジャンルによって費用や親子に対する負担が変わります。あまりにも負担が大きい習い事だと、途中で断念しなければならないケースもあるでしょう。無理なく続けるには、バランスが大切です。

比較的費用がかからない習字やそろばん

習字やそろばんなどの習い事は、最初に道具を買いそろえるだけであとはほとんど費用がかかりません。

必要なものは紙や筆記用具程度で、初期費用もそれほどかからないでしょう。発表会や応援などもなく、ユニフォーム代や差し入れなどもほとんど必要ありません。

習字であれば字をきれいに書くなど、日常的に役立つ姿勢が学べます。そろばんも日常で役立つ暗算などを学べるものです。特にそろばんは、計算により結果がはっきりと出ることもあり「正解する楽しさ」を体感できます。

さらに、どちらも「昇級試験」があり、自身の習熟度がしっかりとわかる仕組みです。スキルアップが実感できて、達成感につながるでしょう。

費用をあまりかけずとも、子どもの役に立つ習い事はたくさんあるものです。子どもの好みもありますが、検討してみましょう。

公共の施設で行う習い事

民間の施設では、どうしても費用が高くなる傾向があります。希望に合わせて、個別レッスンや少人数制を取り入れているとより料金は高くなるでしょう。

費用面が不安な場合は「公共の施設で開催されている習い事」を選ぶのもおすすめです。利益は度外視して、住民のために開催しています。

スポーツでも有名な元選手などを起用し、楽しめるイベントとして開催していることも多いようです。3カ月や半年など期間が決まっているものや、1回きりのものも多くあります。

子どもが「習い事をしてみたい」と初めて言ったとき、継続できそうかどうかをはかるためのお試しとして取り入れてもよいでしょう。習いたい内容と近いものであれば、子ども自身も続けられそうかのイメージがしやすくなります。