面白い絵本は本好きのきっかけに。ユーモアいっぱいの爆笑絵本8選

面白い絵本は本好きのきっかけに。ユーモアいっぱいの爆笑絵本8選

絵本を購入して読み聞かせてみたものの、子どもが興味を示さないことに悩んでいませんか?子どもに興味をもたせるためには「面白さ」を提示することが大切です。子どもにおすすめのユーモアいっぱいな絵本をご紹介します。

ユーモアあふれる絵本に触れよう

子どもの教育のためと絵本を無理やり読ませても、興味を示さなければ子どもの心は育ちません。せっかく一緒に絵本を読むのであれば、子どもが楽しめる絵本を選んであげましょう。

4歳から5歳ごろには理解力が高まる

4~5歳ごろの子どもは、おしゃべりが上手になるだけでなく自分や周囲の人の気持ちに対する想像力や理解力も高まります。

この年ごろの子どもに絵本を選ぶときは、想像力を刺激するストーリー性があるものを選ぶのがおすすめです。「どうなるんだろう?」「なにがあるんだろう?」と、次の展開を想像しながら、楽しんで読んでくれるでしょう。

「笑えること」も、絵本選びで重視したいポイントです。クスッと笑える絵本なら、先がわかっていてもくり返し読みたくなる中毒性があります。

言葉遊びやだじゃれが盛り込まれた絵本は、子どもの面白いを刺激するだけでなく「どういう意味だろう」と考えるきっかけにもつながるでしょう。

本好きな子になるきっかけに

4~5歳ごろの子どもは、読書に対して抵抗感がありません。小さなころから絵本で読書習慣をつけていると、小学校に上がってからも自主的に本を読むようになります。

イラストが多い絵本は読みやすく、子どもが本の世界に興味をもつきっかけにぴったりです。両親が読み聞かせてくれれば、読書をするこは「楽しいこと」という認識をもってくれます。

絵本を通してコミュニケーションをとることで、信頼関係を築くきっかけにもつながるでしょう。読んだ感想を子どもと語り合えば、子ども自身の考える力を身につきます。大切なのは「子どもがどう感じたか」です。

たとえ子どもの感想が本の内容に合致していなかったとしても、考えの否定や訂正することは避けましょう。

4、5歳が笑うおすすめ絵本

子どもが夢中になるのは「面白いこと」です。笑いすぎてお腹がよじれる展開や心が奪われる展開は、子どもの感情を刺激します。

子どもはもちろん、大人も思わず笑ってしまうこと間違いなしの絵本をご紹介しましょう。

シュールな世界『ゴムあたまポンたろう』

主人公である「ゴムあたまポンたろう」は、その名の通り頭がゴムでできている男の子です。山や寝ている大男にぶつかると、ボールのように「ポン!」と飛んでいきます。

なにかにぶつかるたびに「次はどこに飛んでいくんだろう」「なににぶつかるのかな」と、子どもの想像力をかき立ててくれるでしょう。大人にとってはシュールな展開かもしれませんが、子どもにとってはワクワクとゲラゲラの連続です。

「地面や人間にぶつかったときは平気でも、毛先がとがっているハリネズミにぶつかったら…」と、読んでいるうちに大人も一緒になって展開にワクワクしているかもしれません。

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ラストはちょっぴり怖い?『10ぽんのぷりぷりソーセージ』

フライパンの上にのせられた10本のソーセージたちの運命を、ユーモアたっぷりに描いた絵本です。パチンと弾けることを嫌がるソーセージたちは、1本また1本とフライパンの上から逃げ出そうとします。

海外の遊び歌「Ten Fat Sausages」をもとにした絵本で、ポンやパチンなどリズミカルな擬音がたくさん飛び出すことが特徴です。遊び歌には手遊びやダンスがあるため、絵本を読みながら歌って踊ればさらに楽しめるでしょう。

ラストは、ちょっぴり怖くて切ない展開が待ち受けています。ママたちが童謡「およげ!たいやきくん」の意味を初めて知ったときの衝撃と似ているかもしれません。

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次々めくりたくなる『ぼうしとったら』

小さな子どもは「いないいない…ばあ!」が大好きです。手のひらの下からどんなものが出てくるのか、何度くり返しても期待感いっぱいで見つめて楽しみます。

『ぼうしをとったら』は、いないいないばあと同じ仕組みの絵本です。カウボーイやコックのぼうしの下をめくると、カエルやお料理が出てきたりと子どもが喜ぶ仕掛けが全部で9種類隠されています。

「ぼうしをとったら」の部分を時間をかけて読んであげると、子どものワクワクした気持ちをより一層盛り上げられるでしょう。

子どもによっては、カウボーイがどんな存在なのかわからないこともあります。わからないままでも十分楽しめますが、どんな存在なのか教えてあげるともっと興味をもつかもしれません。

・Amazon:ぼうしとったら