ステキなヨガライフに欠かせないアイテム

ヨガは、体を動かすスペースが確保できればいつでもどこでもできることが魅力です。スポーツ初心者でもチャレンジしやすいため、興味を持っている人も多いのではないでしょうか?
安全かつ効果的にヨガを楽しむために、ぜひ準備しておきたいのがヨガマットです。なぜヨガマットが必要なのか、メリットも含めておさえておきましょう。
ヨガマットが必要な理由
ヨガマットを使った方がよい理由は、二つあります。ひとつは、自分の気持ちの切り替えができることです。
ヨガマットを敷くことで「これから体を動かすのだ」という意識のスイッチが入ります。マットの大きさに合わせて自分の空間を確保できるため、集中しやすくもなるでしょう。
もうひとつは、安全面に配慮するためです。ヨガのポーズは大きく手足を広げるものもあるため、勢い余ってすべるとケガをするおそれがあります。
さらに、ひじやひざを床に直接ついてポージングすると、骨に響いて体を傷めたり、肌がこすれて傷ついたりしかねません。ヨガマットは滑り止めであり、衝撃吸収してくれるクッションでもあるのです。
家でもヨガを楽しめる
ヨガは、特別な道具を使うことも、決まった場所で行う必要もありません。自分の好きなときに好きな場所でできるため、忙しい人にうってつけです。
「家事や育児で忙しく、習い事のために外出する余裕はない」というママでも、自宅で行えます。ヨガマットが1枚敷ける空間があればよいため、リビングで行っているという人も多いでしょう。
家事の合間や子どものお世話がひと段落したタイミングで、リフレッシュを兼ねて楽しめます。正しい姿勢や呼吸法で行うために、ネットの動画やDVDなどを活用するのもおすすめです。
使いやすいヨガマット選びを

ヨガにチャレンジすることを決めたなら、早速ヨガマット選びに取りかかりましょう。人によって体の大きさや体重はもちろん、感触の好みもそれぞれ違います。
ヨガマットを選ぶときには「サイズ」「厚さ」「素材」の三つのポイントに注目し、自分にとって使いやすいものを選びましょう。
同じヨガマットでも、行うヨガの性質によって使い心地は変わってきます。「自分がやりたいヨガに向いているマットは何か」という視点でもチェックしましょう。
おすすめのサイズは?
ヨガマットの一般的なサイズは、長さ「約170cm」前後、幅は「約60cm」です。長田は「身長+10cm」を目安にすると、脚を大きく広げてポーズをとるときにもしっかりふんばれます。体格の大きな人や男性が使う場合は、より大きめを選ぶとよいでしょう。
ただし、ヨガマットを使う場所も、考慮することが必要です。あまりに大きすぎるヨガマットを購入すると、敷くスペースが確保できません。
ヨガスタジオやフィットネスジムなど、外出先でヨガを行う場合はヨガマットを持ち運ぶ必要もあります。「どれくらいの大きさなら持ち運べるか」や「ヨガマットのケースやバッグに収まるか」も一緒に考えると、使い勝手のよいものが選べるでしょう。
標準の厚さはどれくらい?
ヨガマットの厚さは3パターンに分けられます。薄めの「1~2mm」は、折りたたんだり丸めたりして持ち歩きやすいのですが、床の硬さが伝わりやすいことがデメリットです。
「3~5mm」の厚さなら、ある程度のクッション性が確保できます。使用中の安定感もあり、持ち歩きの際の重みも無理のない範囲内です。
厚めの「6~12mm」は、寝姿勢の際に床の硬さの影響を受けません。クッション性の高さとすべりにくさは抜群ですが、重くかさばるため持ち運びには不便でしょう。
寝姿勢がメインの呼吸法や瞑想が中心のヨガなら、厚みのあるマットが心地よく感じます。汗をかくような体を動かすヨガであれば、床を踏みしめてバランスがとりやすい薄いマットがおすすめです。
バランスのよい素材は?
採用されている素材によって、ヨガマットの使用感は大きく異なります。初心者であれば、比較的安価でバランスのとれた「PVC(ポリ塩化ビニル)」にまず注目してみましょう。
PVCは昔からヨガマットに使われており、クッション性も安定感もある王道の素材です。近年では「TPE(熱可塑性エラストマー)」という素材が、耐水性があり手入れも簡単だとして人気を集めています。
本格的にヨガをする人が愛用しているのは、高い耐久性と安定性がある「天然ゴム素材」です。ほかにも衝撃吸収力の高い「コルク」や、汗やアンモニアの不快な匂いをクリーンない草の香りに変えてくれる「畳」を使ったヨガマットもあります。
