炊飯器のおすすめ11選を比較。おいしいごはんが食べられる選び方

炊飯器のおすすめ11選を比較。おいしいごはんが食べられる選び方

外せないこだわり条件はある?

基本機能と加熱方式を選んだ後は、炊飯器ごとの独自機能をチェックします。ご飯の炊き分けや保温時間など、重視する機能を詳しく確認しておきましょう。

銘柄やお米の種類で炊き分ける

炊飯器には「炊き分け機能」がついているものがあります。「かため」「ふつう」「やわらかめ」などの食感の炊き分けや、お米の銘柄ごとに適した炊き方で炊飯する機能も有名です。

「うちではブランド米を月替わりで楽しんでいる」など、数多くのブランド米を購入するなら銘柄炊き分けが役立つでしょう。「やわらかめのご飯が好き」など、好みの硬さに調節できる機能も便利です。

白米・玄米・炊き込みご飯・おかゆなど、お米の種類や炊き方によってコースが設定されていることもあります。ボタンを押すだけで、最適な時間でお米を炊飯してくれるシステムです。

長時間保温してもおいしく食べられる

多忙な家庭やご飯の消費が少ない家庭では、保温時間が重要です。一般的な炊飯器では炊飯後「半日〜1日」程度で食べきるのが望ましいとされますが、機種によっては真空保温などの機能があり、40時間(2日弱)の保温に対応している商品もあります。

「翌日も冷凍の手間をかけずにおいしいご飯を食べたい」など、できるだけ手間をかけないようにするなら長時間保温がおすすめです。

炊きたてに比べると多少は味が落ちますが、長時間保温に対応しているタイプなら時間が経ってもある程度の品質が保たれています。

ママに人気の機能

炊飯器には、ママにうれしい機能がたくさんあります。おかずの調理が簡単になる機能や熱い蒸気が出ない機能など、料理の時短や子どもの安全配慮が可能な炊飯器も注目です。

子どもに安心の蒸気が出ない機能

「炊飯器の上部から熱い蒸気が吹き出してやけどをしてしまう」のは、よくある話です。小さい子どもは危険性がわからず、うっかり手を出してしまうこともあるでしょう。機種によっては「蒸気レス」や「蒸気カット」機能を持つものがあります。

蒸気レスは内部のタンクに蒸気をため込み、外に出ないようにしたタイプの炊飯器です。完全に出ないわけではなく、湯気のようにわずかな蒸気が出ています。

蒸気カットは「蒸気をためておくための水の入ったタンクがあるタイプ」と「蒸気の量を減らして炊飯するタイプ」の2種類が主流です。ただし、蒸気をためるタンクがついているものは、定期的な清掃が必要となります。

タンクなしタイプは、ご飯の炊き上がりがやや固めです。ただ、近年では蒸気レスでも、もっちりとした炊き上がりになるものもあります。

ほかの料理にも活用できる機能

炊飯器は、ご飯を炊くだけの機械ではありません。煮込みや蒸し料理などにも使えます。機種によってはパンやケーキなどを作るときにも活躍するでしょう。主食が麺やパンの日は、炊飯器でおかずを作るのもおすすめです。

離乳食のレシピを公開しているメーカーもあり、機能を活用すればご飯とおかずがどちらも作れます。機能がない炊飯器でも温めはできますが、調理機能つきの炊飯器ならメニューボタンを押すだけで簡単に時間や温度を調節できて便利です。