初心者におすすめの育てやすい観葉植物

初めて育てるなら、扱いが簡単な観葉植物から挑戦するのがおすすめです。初心者でも安心な、育てやすい品種をチェックしていきましょう。
乾燥に強いサンスベリア
すっと立ち上がる模様の入った刃形の葉が印象的な品種です。茎は地中で横向きに伸びているため、基本的に立ち並ぶ葉の部分しか見えません。スタイリッシュで個性的な外観が人気を呼び、広く愛されています。
乾燥にとても強いのが特徴で、多少水やりを忘れても問題なく育ちます。家を空けることが多い人でも安心して育てられる観葉植物です。
育てるのが簡単なパキラ
生命力が強く、あまり手間をかけたり、気を配ったりしなくても元気に育つことで人気の品種です。
耐陰性があるため、日当たりはそれほど気にかける必要がありません。一年を通じて室内管理ができるので、観葉植物について知識がほとんどない人でも簡単に育てられるでしょう。
ただし、より美しく健康に育てるのなら、5度以下の環境や葉焼けの原因となる直射日光はできる限り避けるのがおすすめです。最低限のポイントさえ押さえれば、生き生きと存在感たっぷりに育ってくれます。
明るい葉の色が魅力的なポトス
初心者でも扱いやすく、おしゃれなインテリアのアクセントとして広く知られる品種です。
つる性植物の一種で、成長とともに周囲へとどんどんつるを伸ばしていきます。支柱を立ててタワーのようにしたり、バスケットやロープを使ってハンギングにしたりと、自由にアレンジできるのも人気の理由です。
また、乾燥や日陰にも比較的強く、一般的な家庭の室内であれば特に問題なく育ちます。明るい緑の葉が、空間に華やかな彩りをプラスしてくれるでしょう。
お部屋別のおすすめ観葉植物

ひと口に「家の中」といっても、どの空間に置くかによって適した観葉植物の種類は変わります。お部屋別のおすすめな品種をチェックしていきましょう。
玄関におすすめの観葉植物
比較的日陰になりやすく、インテリアに広いスペースを取りにくい玄関には、耐陰性があり、小ぶりな種類の観葉植物が向いています。
具体的な品種としては、耐寒性を備え環境順応力も高い「カポック」や、日陰でも育てやすく、コンパクトながらのびのびとした樹形がきれいな「テーブルヤシ」、生命力の強さに定評のある「ガジュマル」などが挙げられるでしょう。
日当たりや広さといった環境だけでなく、観葉植物の大きさ・めざす雰囲気などをトータルで考慮することが、理想の玄関を実現するための大切なポイントといえそうです。
リビングにおすすめの観葉植物
家族や来客の滞在時間が長いリビングには、インテリアとして活躍してくれる見た目がおしゃれな観葉植物を選びたいと考える人が多いのではないでしょうか。以下、おすすめの品種を紹介します。
「ワイヤープランツ」は、針金のような細い茎にたくさんの小さな丸い葉を付け、愛らしさと繊細さをあわせ持った品種です。半日陰でも十分に育つため、カウンターに飾ったり、ハンギングにしたり自由に楽しめます。
「フィカス・アルティシマ」は、模様の入った明るい葉と、スッキリとしながらも堂々とした樹形が印象的な品種です。シンボルツリーとして存在感で選ぶなら、ぜひ候補に挙げたい品種といえるでしょう。
「モンステラ」は、大きな切れ込みを入れたようなユニークな葉の形で知られる品種です。エキゾチックな雰囲気を演出できるので、アジアンテイストのリビングなどに馴染みます。
