ふだん絵本を読まない子もついワクワクする絵本

活動的な子どものなかには絵本をあまり読まない子どももいます。そんな子どもでも飽きずに読める本を紹介しましょう。
ドキドキ、ハラハラ『エルマーのぼうけん』
1963年に出版されて以来、多くの子どもをワクワクさせてきた冒険譚(ぼうけんだん)です。エルマーが小さいころ「どうぶつ島」に捕らえられたりゅうの子どもの話を聞き、助けに行こうと決意します。
チューインガム・棒付きキャンディー・輪ゴムに長靴・磁石・虫メガネ・様々な色のリボン・食料など、冒険に必要と思えるものをリュックに詰めていざ出発です。
絵本にはエルマーが訪れるどうぶつ島や「みかん島」の詳細な地図が掲載されていおり、エルマーと一緒に冒険の旅に出ているような感覚を味わえるでしょう。
友だちがいれば乗り越えられる『おしいれのぼうけん』
物語の舞台であるさくら幼稚園には、みんなが怖がるものがあります。それは「ねずみばあさん」と「おしいれ」です。特に、おしいれは先生の言うことを聞かないと閉じ込められてしまう場所として、子どもたちからおそれられていました。
ある日の昼寝の時間、さとしとあきらはミニカーの取り合いでひと悶着あり、そろっておしいれに閉じ込められてしまいます。おしいれのなかは真っ暗闇です。
2人は、お互いに持っていたミニカーと蒸気機関車を交換し仲直りします。しかし、おしいれからは出れず、壁の模様がみんなのおそれるねずみばあさんに変化して……。
怖くて泣きべそをかきながらも、お互いの手をしっかりとつなぎ2人は大冒険をします。1人では怖くて立ち向かえそうもないことも、友だちがいれば乗り越えられるという勇気をもらえる作品です。
男の子が喜ぶ乗り物絵本

男の子の好きなものといえば「乗り物」です。絵本には、乗り物をモチーフにしたものもたくさん売られています。乗り物絵本のおすすめを紹介します。
楽しくお仕事体験『いちばんでんしゃの しゃしょうさん』
男の子にとって身近にいる憧れの人の1人は、電車の車掌(しゃしょう)さんではないでしょうか?この絵本では、車掌さんなかでも「始発電車の車掌さん」にスポットを当て、1日を楽しく紹介します。
子どもから見ると車掌さんは「毎日電車に乗れてうらやましい」と思えるかもしれません。しかし、絵本では始発の車掌さんが前日から泊まり込み、午前4時前から出勤するたいへんな姿が描かれています。
社会を支える車掌さんを通して、ふだんの生活が多くの人たちで支えられていることを知るきっかけになるでしょう。同シリーズには「いちばんでんしゃの うんてんし」もあります。
しかけにびっくり『パタパタ絵本 はしれ!こうそくどうろ』
電車よりも、車が好きな子どもにおすすめの1冊です。赤い車に乗った男の子とドライブしながら、高速道路の裏側を学びます。しかけ絵本になっており、道路部分を広げると2m60cmの大きな道路地図になるのも特徴です。
大人の男性の身長よりもはるかに長いページには、実際の高速道路を上から眺めたかのようなリアリティがあります。高速道路の乗り口の案内板や料金所なども細部にわたって忠実に描写されており、読みごたえがあるでしょう。
絵本の帯に付いている赤い車や黄色いパトロールカーを切り取って、実際に走らせて遊ぶこともできます。読んで学ぶもよし、絵本を広げてミニカーを走らせるもよしの万能絵本です。
