こどもの日 おすすめの過ごし方

こどもの日は、5月の連休とも重なるため、家族で思い出に残る過ごし方ができるとよいでしょう。
こどもの日を思いっ切り楽しく過ごすための、さまざまなアイデアを紹介します。
成長を残す写真撮影
子どもの成長は早く、翌年にはすっかり面立ちが変わってしまうことがあります。特に乳幼児の1年は早いので、小まめに写真撮影しておくのがおすすめです。
せっかくこどもの日に写真を撮るなら、こどもの日にちなんだアイテムを添えてみてはいかがでしょうか。鯉のぼりや五月人形の横で1枚、柏餅を持って1枚とシャッターチャンスはたくさんありそうです。
また、「こどもの日には家族写真を撮る日!」と決めたなら、家族みんなの1年の変化も分かりやすくなります。
フォトスタジオを予約して、子どもたちには羽織袴やドレスでおめかししてもらいましょう。
子どもが大きくなると、家族みんなの写真は少なくなるものです。後々「撮っておいてよかった」と思えることでしょう。
かぶとを折る・工作を楽しむ
こどもの日の主役は、やはり子どもです。子どもが夢中になって楽しめて、かつ日常に根ざした遊びなら、それほどお金をかけずにすてきな思い出がつくれます。
例えば、こどもの日定番のかぶとは、折り紙や工作にはもってこいの題材です。新聞紙を折って作る定番の作り方のほか、空き封筒や廃材を使って作るかぶともあります。
色を塗ったりパーツ飾りを作ったりすれば、本格的なかぶとが作れるのでぜひチャレンジしてみましょう。
また、こどもの日なら鯉のぼりも定番です。小さな子どもには紙を切って顔を描くだけの簡単な作り方があります。
一方、少し大きな子どもなら布や粘土を使ったり細かい飾りを付けたりしても楽しそうですね。
レジャースポットで思い切り楽しもう
こどもの日は国民の祝日なので、全国がお祝いムードになります。各地で子どもが楽しめるイベントが開催されるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。
例えば、遊園地・動物園・水族館などを始め、屋外のレジャー施設でも子どもが主役のさまざまなイベントが開催されます。子どもが興味を持ちそうな場所に積極的にお出かけしてみましょう。
5月の連休は気候がよく、レジャーを楽しむにはもってこいの時期です。連休最終日でもありますから、家族で思い切り楽しみましょう。
成長を祝う おすすめの食べ物

こどもの日には、柏餅以外にも「縁起がよい」といわれる食べ物があります。おやつに出したり食卓に並べたりして、子どもの健やかな成長を祈りましょう。
こどもの日に家族で食べたい、おすすめの食べ物を紹介します。
忠義の象徴、厄除けに「ちまき」
ちまきは柏餅と同様に端午の節句におなじみの食べ物です。お餅や餅米が笹の葉に包んであり、葉をむきながら食します。
柏餅が日本特有のものであるのに対し、ちまきを食べる習わしは端午の節句とともに中国から伝わりました。
端午の節句にちまきを食べるのは、子どもの健康を願い災厄をはらうためといわれます。
また、その発祥が悲しい最期を遂げた忠義の英雄の故事に由来することから、ちまきは「忠義の象徴」とも解釈されています。
一般に、ちまきを食べるのは「関西」、柏餅を食べるのは「関東」、という傾向があるようです。どちらが正解ということはないので、子どもの好きな方を用意してあげましょう。
縁起のよい出世魚「カツオ」「ブリ」「スズキ」
ブリやスズキもこどもの日にふさわしい食べ物とされています。これは、ブリやスズキが成長するごとに名前を変えていく「出世魚」だからです。
昔の日本では、元服や出世の折などに改名するのが一般的なことでした。そのため「名が変わる=出世する」と連想され、呼び名が変わる魚は縁起がよいと考えられています。
また、カツオは同じ音の漢字で「勝男」とも書けます。この漢字も非常に縁起がよいとされ好まれます。
こどもの日のごちそうには、縁起のよい出世魚を並べてみるのもおすすめです。
