実家へのお礼はするべき?

自分を生み育ててくれた親には「何でも許してもらえる」ような気がしますが、これから人の親になる大人の面倒まで見てもらうため、それなりの配慮は必要です。里帰り時のお礼は、どのようにすればよいか見ておきましょう。
感謝の気持ちを伝えることは大事
物でお礼をするのは簡単ですが、何よりもお世話になったことへの感謝の気持ちをしっかりと伝えることが大切です。
自分の娘が帰ってきてくれて、かわいい赤ちゃんを生まれたときから側で見守れることは、実家の家族にとっては喜ばしいことです。
しかし、里帰り期間中は光熱費や家事の負担が自然と増えています。やってもらうことが当たり前と思わず、「お世話になりました」や「ありがとう」という言葉を贈るのを忘れないようにしましょう。
直接伝えるのが恥ずかしかったり、産後のホルモンバランスで気が立ってしまい素直になれなかったりしたら、手紙を書いて渡せば感謝の気持ちが形となって残り喜ばれるはずです。
相場や渡し方のマナー
もし「感謝の気持ちとともに何かしらプレゼントもしたい」と考えている場合は、パートナーと相談して渡すものを用意しておきましょう。
「自分が実家に戻ることで費用の負担をかけてしまうことが申し訳ない」と思うのであれば、現金を渡すのもひとつの手です。だいたい「1カ月につき2〜3万円」が相場のようで、滞在日数に応じて増減するとよいでしょう。
「お金は受け取れない」と断られた場合は、商品券やカタログギフト、または事前にリサーチして「欲しい」といっていたものを贈るのもおすすめです。
タイミングとしては、里帰り初日に「お世話になります」のひと言を添えて渡すか、里帰りから戻る最終日に感謝の言葉と一緒に渡すのがよいでしょう。
まとめ
里帰りと聞くと安心して気兼ねなく出産ができるイメージがありますが、事前の準備などやらなければいけないことが実はたくさんあります。
実家といえども別世帯の人がお邪魔することになるため、感謝の気持ちをもって配慮を忘れないようにしましょう。そうすることで家族みんなが明るく幸せな気持ちで、生まれてくる赤ちゃんの誕生を持ち望めるはずです。
