育児に疲れたママへ。疲れの原因や軽減する方法を紹介

育児に疲れたママへ。疲れの原因や軽減する方法を紹介

出産前は子育てに対して憧れを強く持つ人も多いでしょう。しかし実際は自由な時間を取ることが難しくなってしまい、子ども中心の生活に疲れていまうママも多くいます。子どもと過ごす限られた日々の中で、上手に負担を軽減してくれる方法を紹介します。

そもそも育児っていつまでの?

自分のための時間がなかなか作れない日々を過ごしていると、いつまでこの生活が続くのかと思う人もいるはずです。「子育ては一生」といわれていますが、親の手助けがある程度落ち着くのはいつごろなのでしょうか。

6歳の就学前までが育児

育児=子育てと思われ、親がこの世を旅立つときまでずっと続くと考えがちですが、実は意味が異なってきます。

三省堂の大辞林で「育児」というワードを引くと、「乳幼児を育てること」と定義されています。

乳幼児とは未就学児のことです。つまり育児とは、0〜6歳までの子育てのこととされ、期間が限られているものなのです。

育児を楽しむコツはある?

生まれたてのころは寝ているばかりで、眺めているだけで幸せいっぱいです。しかし行動が活発になってくると目が離せず、ママの自由な時間はほぼ無くなってしまい、精神的に疲れやすくなってきます。

では、どうしたら育児を楽しめるのでしょうか。育児を楽しむコツを紹介します。

子どもの小さな成長を見つける

仕事や勉強、趣味と違って、育児は結果というものをなかなか感じられません。なぜなら、育児は数値として見える化できないものだからです。

日々頑張っているのにその成果が見えにくいと、親といえども1人の人間なのでやる気が出にくくなってしまいます。そこで注目したいのが、子どもの成長です。

寝返りができた、ハイハイができた…という大きな成長ではなく、ほんの些細なことに目を向けます。

「昨日はこれができなかったのに、今日はちょっとだけこれができた」という小さな変化に気づければ、それが育児を楽しむことにもつながるでしょう。

育児はパパも一緒に

日本ではいまだに「男は外で仕事、女は家で家事と育児」という意識が強く、イクメンという言葉がありながらもパパが育児に積極的でない風潮があります。

成果が見えにくいことを1人で抱えて頑張っていると、ママの疲労や不満がたまるばかりです。どこか一部分だけでもパパができることで参加してもらったり、日々あったことを聞いてもらって共感したりしてもらえるようにすれば、心に余裕が持てるでしょう。

生まれてきた子どもはママだけの子どもではありません。パパとの間に生まれてきた2人の子どもです。育児もパパと協力して楽しみながら取り組みましょう。

子どもの「今」を楽しむ

大人になると、自ら様々なタスクを作りそれをひとつずつ処理するようになります。そのため、親になって子どもと過ごしていても、先の行動を考えながら動きがちです。

例えば、公園で一緒に遊んでいても、夕飯の支度が気になって「◯時までには帰らないと」と考えるママは多いでしょう。

確かに夕飯の支度をすることも大切ですが、もしスーパーなどでお惣菜を買ったり、出前を頼んだりしても大丈夫なのであれば、子どもとの「今」の時間を思い切り楽しむのもよしとしましょう。

効率よく物事を進めようとすると、様々なことに縛られてしまいます。タスクがこなししきれなければ、ストレスもたまりやすくなるでしょう。子どもは「先」ではなく「今」を楽しんでいます。親もそれに合わせて、今しかない瞬間を楽しんでみてはいかがでしょうか。