子どもが喜ぶキャンプの遊び9選。普段できない遊びをいっぱいしよう

子どもが喜ぶキャンプの遊び9選。普段できない遊びをいっぱいしよう

近年、キャンプは家族みんなで楽しめるレジャーとして注目されています。普段スマホやゲームで遊ぶことの多い現代っ子が、自然の中で思いきり楽しめる遊びにはどんなものがあるのでしょうか。雨の日に楽しめる遊びもチェックしましょう。

アウトドアならではの楽しい遊び

最初のうちは、楽しいおもちゃがなかったり、インターネットにつながりにくかったりする環境は、現代の子どもにとっては面白みがないかもしれません。しかし、大自然の中にはたくさんの学びと遊びがあふれています。どんなことができるのか、見てみましょう。

自然を体感できる木登り

安心安全な環境を好む傾向が強くなった日本の育児において、木登りをする機会や場所は減ってきています。今はジャングルジムやボルダリングなど、人工的に足場が作られたもので登る体験をする子どもがほとんどでしょう。

木登りは全身を使いながら、どこに足をかけたりつかんだりすればよいか考えて登ります。運動と思考を同時に鍛えられる、一石二鳥の体験です。

加工されていないゴツゴツとした表面に触れながら一生懸命登った末に見る景色は、普段自然に触れ慣れていない子どもにとって新鮮に映るはずです。自分で登ったという達成感も得られるでしょう。

虫好きの子なら昆虫採集

キャンプ場を構える場所は多くが大自然です。そこには、都会では普段お目にかかれないような昆虫がたくさんいます。専門店や図鑑でしか見られなかった、憧れの昆虫を実際に触って採れる絶好の機会です。

人気のカブトムシやクワガタなどを自分の手でゲットできれば、子どもも喜びますし、パパも大興奮するはずです。

きれいな夜空を眺める天体観測

都会の空は街の光によって、本来ならば見られるはずの星の輝きを見ることはできません。しかし、ビルも余計な光もない大自然の中では、無数に広がる星空を見ることができます。その迫力に多くの子どもが感動するでしょう。

そのまま自分の目を通して楽しむのよいですが、宇宙に興味がある子どもには天体望遠鏡を通して見せてあげると、さらに学びが深まります。家族で星空を眺めながら、星座を探すのもキャンプの醍醐味です。

道具を使った遊びもおすすめ

休日はテレビゲームで遊んだりYouTubeを観ていたりするうちに終わってしまう…という子どもも多いでしょう。近年、体を動かす機会は大人も子どもも減っています。

キャンプ場の広々した空間は家族で体を思いっきり動かすのに最適です。大自然の中で体を使って楽しめる、おすすめの遊びを紹介します。

棒を投げて倒すモルック

モルックとは、細長い木の棒を投げて12本のピンを倒す、いわば屋外版ボーリングのような遊びです。点数は、1本倒れた場合はピンに書かれている番号でカウントし、2本以上の場合は倒れてかつ地面に付いてるピンの本数で数えます。

2チーム以上の編成で、合計50点を先に取ったほうが勝ちというルールです。遊びながら計算の練習ができるのもうれしいですね。ただ棒を投げるだけなので、小さな子どもからお年寄りまで参加できます。

手軽に遊べるフリスビー

100円ショップなどでも気軽に購入できるフリスビーですが、家の中や近所の公園では思いっきり楽しめないという人も多いでしょう。しかし、広大な自然の中であれば気兼ねなく楽しめます。

対面で投げ合うのもよいですし、ドッチボールのようにチームになって投げ合う「ドッチビー」というスポーツをしてもよいでしょう。

どう投げれば上手く飛ばせるか、どうキャッチしたらよいか、と考えながら体を動かすことで、子どもでもどんどん上達するはずです。

夏の暑い時期は水鉄砲

木々が生い茂るような自然の中であっても、やはり夏場は暑さを感じずにはいられません。そこでおすすめなのが水鉄砲です。

普段濡れることを嫌がるママやパパも、キャンプでは思いっきり水鉄砲を打ち合ってびしょ濡れになって楽しみましょう。お互いの体を標的にするのもよいですが、何か的を作って競い合うのも楽しいですよ。

水は思いの外飛ぶので、周囲の人にかかったりしないよう気をつけましょう。濡れて地面が滑りやすくなっていることもあるので、足元に注意をしながら遊ぶ必要もあります。