妻が理解できない夫のお金の使い方

家庭によって様々ではあるものの、多くの家庭では妻が家計を管理しています。そのため、夫のお金の使い方がたびたび目に付く、という妻は多いものです。
妻が理解できない夫のお金の使い方として、代表的なものを3つ紹介します。
スマホのゲーム課金
現代においてスマホゲームにハマっている人は多いものですが、夫の入れこみ具合についていけないという妻は多いようです。
スマホゲームは無料で遊べるものも多いですが、なかには課金することでレアアイテムを手に入れ、ゲームを有利に進められるシステムを導入しているものもあります。なかには、月に何万、何十万も課金してしまう人もいるのです。
毎月スマホゲームに高額課金する夫を持つ妻は、家計が圧迫されてイライラします。特にスマホゲームとは無縁だという妻にとっては、実体のないゲーム内のアイテムに課金することは、お金の無駄にしか思えないのです。
趣味に使うお金
趣味に情熱を燃やし、お金をつぎ込む男性はたくさんいます。夫と妻で趣味が違う家庭の場合、妻は夫の趣味が理解できず、お金を浪費しているようにしか見えないこともあるでしょう。
スポーツ好きの夫なら高額なウェアやシューズ、コレクターの夫ならフィギュアやプラモデルなど、自分の好きなものをどんどん買い集めます。多くの場合、趣味に使うアイテムは夫1人で使うことになるため、妻の不満は膨らむばかりです。
「家族がいるのに、自分のものばかり勝手に買っている」「役に立たないものを買うなら、その分私や子どもにお金を使ってくれたらいいのに…」と考える妻は少なくありません。
付き合いにかかる飲食代
仕事やプライベートの付き合いで飲みに行く頻度が多い男性もいます。夜にお酒の出る店に行くと、かなりの額の出費になることもあるでしょう。これが二次会、三次会と続こうものなら、1晩にかかる飲食代は驚くほど高額になるのです。
仕事でどうしても欠かせない付き合いであれば目をつぶるという妻も多いですが、単にお酒を楽しみたい、仲間とワイワイ騒ぎたいという理由で毎晩のように飲み歩かれては、妻もうんざりしてしまいます。
金銭感覚が合わないときは?

金銭感覚を夫婦で完全に一致させるのは難しい、という話がありましたが、それでも一緒に暮らす以上はできる限り金銭感覚を近づけ、合わせていく必要があります。
夫婦で金銭感覚が合わないと感じたときには、どのように対処すればいいのか見ていきましょう。
否定的な態度はとらない
相手の金銭感覚を無理やり変えようと、否定するような態度を取らないことが重要です。お互いにお金について重視していることは違うため、批判の応酬になりただの喧嘩になってしまいます。
例えば「趣味に無駄にお金を使わないで」といえば「そっちこそ、高価な化粧品ばかり買っているくせに」と、言い返されてしまうこともあるかもしれません。
相手の大切にしていることや、性格・立場を理解し尊重する姿勢をとることで、少しずつ歩み寄ることができます。どうすればお互いが気分よくお金を使えるか、冷静に解決策を話し合えるのです。
家計を把握してもらう
金銭感覚のすり合わせの際には、具体的な数字を出し、家計の状況を共有するとよいでしょう。今の収入・支出のバランスはどうなっているかを明確にすることで、夫婦が今後どのようにお金を使う必要があるのか見えてきます。
もし片方が家計を把握していなければ「なぜ自分の好きなことにお金を自由に使えないのか」が理解できず、ストレスばかりが溜まります。なぜ節約しないといけないのか、理由をはっきりさせることで、夫婦間で協力しあう意識が生まれるのです。
定期的に話し合う
金銭感覚の違いは、一度や二度で解消できるものではありません。話し合いができたからと安心していると、しばらく経てばもとに戻っていた、ということもよくあるのです。
金銭感覚はお互いに違っていて当たり前ですが、だからこそ定期的な話し合いを設けて、金銭感覚のズレを少しずつ小さくしていきましょう。できれば、1カ月の収支を振り返るという意味も兼ねて、月に一度の話し合いが好ましいです。
