夜泣きはいつからいつまで続く?

子育て中のママ・パパを悩ませる問題のひとつが「夜泣き」です。延々と続く終わりのない夜泣きで、大人は慢性的な睡眠不足という家庭も多いでしょう。夜泣きは、いつからいつまで続くものなのでしょうか?子どもの具体的な年齢をあげて解説します。
10ヶ月から夜泣きはじまりました(長文です) -先日10ヶ月になったばか- 避妊 | 教えて!goo
生後6カ月から1歳ごろまでが多い
赤ちゃんの夜泣きとは、生後数カ月経過して夜3~5時間程度のまとまった睡眠をとるようになったにもかかわらず、突然夜起きて泣き出すのを繰り返すことです。
「生後6カ月から1歳ごろ」の赤ちゃんに特によく見られます。個人差はあるものの、長ければ2~3歳ごろまで夜泣きする赤ちゃんもいるようです。
夜泣きを放置してもよいの?

赤ちゃんが泣いていると、すぐに「何とかして泣き止ませなくちゃ!」と焦ってしまうママ・パパが多いものですが、実際はどのような対処が効果的なのでしょうか?夜泣きを放置してもよいのかどうかの見解を紹介します。
ほったらかしとは違う
夜泣きは赤ちゃんの体がまだ「睡眠と目覚めのタイミング」をうまく切り替えられず、成長過程にあることで生じる現象です。当たり前に発生するものであり、少しの間放置することは悪いことではありません。
ただし放置といっても、ほったらかしはNGです。無理に抱き上げたり泣き止ませたりすることをやめ、「近くで赤ちゃんの様子を見守る」とよいでしょう。
赤ちゃんが泣いている原因がおむつやミルクではない場合は、そのままそっとしているといつしか泣き疲れて眠りについてくれることも多いものです。
海外では泣かせるのが普通
海外では、夜泣きを放置する育児が一般的に行われている国が多くあります。たとえば、アメリカでは「赤ちゃん専用の部屋」を確保して育児し、夜は両親と離れて寝かせるというスタイルが一般的です。
夜泣きがあってもしばらく様子を見て、どうしても泣き止まない場合に部屋に行きます。寝かしつけの段階では一緒にいて声かけをしてあげて、成長するにつれて時間を短くしていき1人で寝られるようにする方法です。
フランスでも同様に、夜泣きはしばらく放置するスタイルをとっています。赤ちゃんの睡眠サイクルを2時間ととらえ「夜泣きは次の睡眠に入るまでの過程」だと考えているのです。
「赤ちゃんが自分で眠れるように促し、見守ることも育児のひとつだ」という信念をもって、赤ちゃんが泣いても抱きかかえたりはせずに落ち着くまで待ちます。
