マタニティハイで周りを困らせてない?気をつけたい行動と注意点

マタニティハイで周りを困らせてない?気をつけたい行動と注意点

マタニティハイの間は気分が高揚し、普段では考えられない行動をとってしまいます。なかには、周囲を巻き込み、落ち着いてから後悔する人も珍しくありません。マタニティハイになる原因と失敗行動、ならないための注意点を解説します。

マタニティハイとは?

念願の赤ちゃんを授かり、幸せな気持ちでいっぱいになるのはごく当たり前のことです。しかし、そんな様子を冷静な第三者から「マタニティハイになってるね…」と指摘されたことはありませんか?そもそもマタニティハイとはどういった様子を指すのか見てみましょう。

妊娠によって高揚感が続くこと

マタニティハイとは、その名の通り「妊娠したことにより気分が高揚している様子」を表す言葉です。マタニティハイに陥っている人を第三者が見ると、穏やかな幸福感に包まれているというよりも、激しい興奮状態に陥っているように映ります。

普段は考えられないような言動をとったり、上機嫌だと思えば急に落ち込んだりと、「感情の起伏がとても激しい」点が特徴です。

なぜマタニティハイになるの?

妊娠はとても「めでたいできごと」であり、子どもを授かったと知った多くのママは喜びに包まれます。

しかし、すべての人が必ずしもマタニティハイになるというわけではありません。マタニティハイはなぜ起こるのか、考えられる理由について解説します。

待望の妊娠

マタニティハイを起こしやすい人は「妊娠が待ち遠しくて仕方がなかった」というケースが多い傾向です。第1子の妊娠である場合や、妊娠を強く望んでいた人などがあげられます。

妊娠に対する思いが強ければ強いほど、その「反動」から大きな高揚感に包まれるのです。自分自身からわき上がる喜びのほか、「周囲から祝福されること」で気分が盛り上がり、マタニティハイが加速するケースもあります。

ホルモンの影響

マタニティハイについては、医学的に根拠が示されておらず、解明されていない現象です。しかし、「妊娠によるホルモンバランスの変化」がマタニティハイに影響しているのではないか、という説があります。

妊娠したママの体では、女性ホルモンが大量に分泌されるのです。女性ホルモンのなかには幸福感を司り、心が満たしてくれるものもありますが、過剰に分泌されるとホルモンバランスがくずれ、感情の乱れを生じさせます。

ホルモンバランスの乱れはマタニティハイの一方で、「マタニティブルー」という落ち込みの原因になるとも考えられており、妊娠しているママにとっては負担が大きい状態です。