子どもの仲間外れが始まるのは?

愛する子どもから「友だちから仲間外れにされている」と打ち明けられたら、ママもパパも冷静ではいられません。理由は何なのか、いつから始まったのかと気が気ではないでしょう。子どもはいったい何歳ごろから仲間外れを始めるのでしょうか?
自己主張が強くなる4歳ごろから
子どもの仲間外れが始まるのは、自己主張が強くなる「4歳ごろ」です。3歳ごろまでは1人遊びがメインですが、成長するにしたがって周囲の子どもと関わり始めます。
このとき、独占欲や競争意識が芽生え、おもちゃの取り合いやケンカが増えてくるのです。エスカレートすると「もう一緒に遊ばない!」と言い出し、仲間外れをしてしまいます。
子どもが仲間外れにされたとわかるのは?

子どもが成長してくると友だち同士で遊ぶことが増えてくるため、親は子ども同士のいざこざになかなか気づいてあげられないものです。
しかし、それでも「我が子が仲間外れにされている」と気づく瞬間があります。どんなシチュエーションでわかるのかを見てみましょう。
子どもから話をしてきた
仲間外れにされていることに悩み、子どもの方からママ・パパに相談してくることがあります。自分1人ではまだ解決方法があわからず、もっとも身近な大人に助けを求めているのです。
このケースは、親に対して素直に相談できるタイプの子どもであるため、問題が深刻になる前に大人が早めに対処してあげられます
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偶然見かけてしまった
子ども同士が遊んでいるところに偶然出くわして、我が子が仲間外れにされている瞬間を見つけるというケースもあるでしょう。
お迎えにいったときに、子どもたちが我が子抜きで遊びに行く約束をしているのを聞いてしまったり、我が子が話しかけても友だちが無視しているのを目にしたりというシチュエーションが考えられます。
たまたま、その場では友だちの輪に入れていなかっただけかもしれないだけのため、先生に相談して気をつけて見てもらうようにお願いする親が多いようです。
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周囲からの報告
周囲から指摘を受けて、子どもが仲間外れされているということに気づくケースもあるでしょう。
ママ友同士で話しているときに「そういえば○○ちゃん、意地悪されてるみたい」と言われたり、幼稚園の先生から「○○ちゃんの様子はどうですか?」とさりげなく聞かれて発覚したりというシチュエーションです。
人から報告されて子どもの状況を知るというのはママ・パパにとっては悔しく感じるかもしれませんが、周囲に我が子が気にかけてもらえているということでもあります。
いつもと様子が違った
子どもの様子がいつもと違うことに気がつき、仲間外れにされていることに気がつくというパターンもあるでしょう。
感情が不安定になり周囲に当たったり、笑顔がなくなり食欲も減退したりという様子があれば、子どもにとってつらいことがあったのだとわかります。
子どもによってはストレスから髪の毛を抜いたり、爪を噛んだりと今までにはなかったクセが現れることもあるでしょう。
自分から悩みを言い出せない子どもには、ママ・パパが歩み寄って悩みを打ち明けやすい状況をつくってあげることが大切です。
