慣らし保育の目的や期間は?よくある悩みや乗り切るコツも紹介

慣らし保育の目的や期間は?よくある悩みや乗り切るコツも紹介

慣らし保育でよくある悩み

慣らし保育を始めてから、子どもの変化に戸惑うママはたくさんいます。どのケースもよくあるトラブルですが、子どもの様子を見ながらゆっくり保育園に慣れさせていきましょう。

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ずっと泣き続けている

朝の登園時から、園で過ごす時間中ずっと子どもが泣いているとママも心配になってしまいます。環境の変化が不安で泣く子もいますが、慣らし保育が終わっても泣いてしまう子は多いようです。

基本的には慣れると泣く頻度は減りますが、朝の機嫌によってぐずってしまうこともあります。この時期の子どもに限らず、成長しても「学校や会社に行きたくない」と感じる人は多いでしょう。

子どもは素直に「ママと離れたくない」「家でゆっくり過ごしたい」という気持ちを、泣いて表現しています。「慣れていないうちや機嫌が悪いときは泣くのも当たり前」と考えて、様子を見てみましょう。

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夜泣きをするようになった

夜泣きの原因は様々ありますが、慣らし保育を始めたときは子どもも多くの刺激を受けます。「環境の変化によるストレス」も、夜泣きの原因のひとつです。初めて会ったお友だちと楽しく遊んで、気持ちが興奮している可能性もあります。

一時的な夜泣きなら次第に落ち着いてきますが、園での生活は子どもにとって大きな刺激です。通常保育に切り替わった後も、子どもの状態によっては夜泣きが続きます。「子どもが新しい環境で頑張っている証拠」と考えて、落ち着くまで待ってあげましょう。

いきなり体調を崩した

大人でも、旅行や引っ越しなど大きな環境変化があると体調を崩すことがあります。子どもも同じで、新しい環境では大きなストレスがかかるのです。

園での生活は子どもにとってよい刺激になりますが、「最初のうちは体調不良になりやすい」と考えておきましょう。慣らし保育期間中は、体調不良によるお休みも想定して仕事復帰を考えると、ママにとっても無理がありません。

人と触れ合う機会が増える園生活では、多少の体調不良はよくあることです。集団生活は保育園だけでなく小学校・中学校と続くもののため、神経質になりすぎる必要はないでしょう。

慣らし保育を乗り切るコツ

慣らし保育を終えたとき、子どもが楽しく登園してくれるようになればママの負担も減少します。子どもが前向きになれるよう、普段のコミュニケーションにも気を配りましょう。慣らし保育の期間を無理なく乗り切るためには、心構えが重要です。

不安が伝わらないようにする

子どもは、親の気持ちに敏感です。登園時に明るくふるまうと、子どもにも「保育園は楽しい」と前向きな気持ちがわいてきます。

なるべく、「ママと離れるのが怖い」と感じさせないように心がけましょう。「離れたとしてもすぐに戻ってくる」と子どもが信じていれば、数時間の園生活はあっという間です。子どもにつられて悲しい顔をするのはやめて、明るい気持ちで登園しましょう。

保育園で仲よくしている友だちや好きな先生など、子どもが楽しくなる話題を考えておくのもおすすめです。毎日「今日はどうだった?」とニコニコしながら聞いてあげれば、子どもも「園は楽しいところだ」という印象が強く残ります。

家では思いっきり甘えさせる

小さい子どもでも、保育園に行くときは「よそいきの顔」で頑張っています。仕事や学校で疲れるのと同じように、ストレスが溜まることも多いでしょう。

普段頑張っている分、家ではママに甘えたくなるものです。慣らし保育期間中は特に、慣れない環境で子どものストレスも溜まっています。

家にいるときはできるだけ子どもにつきあって、しっかり愛情を与えてあげましょう。オンとオフを切り替えられるようになれば、保育園でも問題なく過ごしていけるはずです。