こういう人には要注意!?「モラハラ」をする男性の特徴とその行動

こういう人には要注意!?「モラハラ」をする男性の特徴とその行動

家庭内で起きるモラハラは外から分からない場合が多く、1人で悩みを抱えていると、精神的にまいってしまいかねません。夫からモラハラを受けている場合、どのように対処するのが正解なのでしょう。モラハラ夫の特徴や対処法を紹介します。

モラハラってどんな行動?

モラルは「倫理」や「道徳」を意味する言葉で、これに反した嫌がらせをすることがモラハラです。言葉や行動で、精神的な嫌がらせをすることを意味します。どんな行動がモラハラにあてはまるのか、見ていきましょう。

高圧的な態度をとる

相手が「精神的な苦痛」を感じるような高圧的な態度をとることは、モラハラにあてはまります。モラハラを受けた人は、自分が価値のない人間であるかのように感じさせられ、傷ついてしまうのです。

モラハラ夫は何か気に食わないことがあると、わざわざ「相手を怯えさせるような行動」をとることが少なくありません。肉体的な暴力がなくても、言葉や素振りで脅かそうとしてくることがポイントです。

例えば、妻が何か失敗したとき、舌打ちをしたりテーブルを叩いたりするなど、威嚇するような行動をとることがあります。直接、暴力を振るわれなかったとしても恐怖を感じるでしょう。

家事や育児をしない

モラハラ夫は家庭内のことを妻に任せきりにし、関心を抱かない場合が珍しくありません。家事や育児について相談しても、他人事のような態度をとることがあります。

「家庭内のことはすべて妻がやるべき」と考え、文句を言ったり口出ししたりすることはあっても、自ら率先して家事や育児をすることはほぼありません。

妻が仕事をしていたとしても、家事の分担を嫌い、話し合いに応じないことも多いでしょう。どんなに頑張って家事や育児をしても、妻を認めるような言動をすることは少ないです。

家庭内でうまくいかないことがあれば、妻の責任として批判してくることもあります。子どもが病気やケガをしたときも、妻を責める場合があるでしょう

暴言を吐いたり、怒鳴ったりする

モラハラ夫は、妻が言われて傷つくようなことを言う特徴があります。例えば、家事が滞っていたときに、何か事情があったのだろうと察することはしません。

「あんなに時間があったのに、こんなに簡単なこともできないの?」というように、精神的に追い詰めるような言葉を発します。相手の気持ちを考えず、嫌味なことや不愉快になることを平気で言うのです。

時には、相手が返事をする間を与えずに、嫌味を言い続けることもあります。不機嫌なときや反撃を受けたときは、怒鳴って恐怖を感じさせることもあり、妻は会話をすることが嫌になるでしょう。

モラハラをする男性の特徴

モラハラを受けている当事者は客観的な判断ができない場合が多く、夫がモラハラにあてはまるかどうか、分からない場合もあります。モラハラをする男性の特徴を知り、あてはまる部分がないかチェックしましょう。

人によって態度が変わる

モラハラをする人は、接する相手によってコロコロと態度を変えて、自分をよく見せようとすることがあります。家の外では誠実に振る舞いますが、家に帰ると妻や子どもを虐げるようなことを日常的にしているのです。

家の外と中でギャップがあるため、周囲にモラハラを受けていることを相談しても「あんなによい旦那さんが、そんなことをするなんて信じられない」というように言われることも珍しくありません。

付き合っているときは優しかったのに、結婚したら急に態度が変わったという場合もあるでしょう。妻が周囲に訴えて、初めて夫のモラハラが判明することも多くあります。

自分に自信がある

モラハラをする夫に多いのが、自信過剰でプライドが高いタイプです。相手の立場に立って考えられる人なら、妻を傷つけないように振る舞いますが、モラハラ夫は自分のプライドを優先させます。

「妻は自分よりも劣っている」という考えを持ち、自分に従うことがあたりまえだと思っているので、妻を傷つけても平気でいられるのです。

実際に能力が高く周囲からの評価が高い場合もあれば、自己愛が強過ぎるあまり、本当は実力がないのに、本人は実力があると錯覚をしている場合もあります。

ストレスがたまっている

仕事が忙しい夫は、ストレスがたまっていて「家族に不満をぶつけること」で、ストレスを解消している場合があります。精神的に追い詰められた状況になっている場合もあるのです。

元々は優しかったのに、あるときから急に人が変わってしまったという場合、上司にパワハラを受けていたり、重大な悩みを抱えていたりすることもあるかもしれません。

また相手をコントロールしたいという願望も強いため、仕事上で自分の思い通りにいかないときに感じるストレスが、人より大きいのでしょう。