夫の不倫相手に慰謝料は請求できる?夫婦関係を再構築するためには

夫の不倫相手に慰謝料は請求できる?夫婦関係を再構築するためには

夫の不倫問題に直面すると、どうしたらよいのか分からなくなってしまう人が大半です。不倫相手に慰謝料を請求できるのか悩んでいる人や、やり直す方法を知りたいと思っている人が、知っておくべき情報を見ていきましょう。

不倫をする夫の心理とは?

夫が不倫をする気持ちがまったく理解できず、苦しむことがあります。家庭が冷めきっているわけではない場合、余計に気持ちが分からないでしょう。不倫をする夫の心理について紹介します。

バレなければいいと思っている

不倫をする夫は妻にバレなければ、やっても構わないと思っています。不倫をすることで妻や家族の心に深い傷を負わせるとは、考えていない場合も少なくありません。

なかには、悪いことをしている自覚が薄く「家庭のことに関わらない方が妻に迷惑をかけない」と、自分の間違った行いを正当化している場合もあるでしょう。

「不倫で嫌なことを忘れれば、仕事や家庭生活がうまくいく」などと思っている場合も、あるかもしれません。不倫の事実がバレない限り、どちらもうまくやれると高をくくっていることも珍しくないのです。

家庭以外で癒しを求めている

夫が「家庭内に自分の居場所がない」「家にいると疲れる」と思ったりしていると、不倫をしやすいでしょう。表立って問題がなくても、内心で不満が募っている場合もあります。

家庭で嫌なことがあっても、うまく立ち回れるように努力しようと考えることが一般的ですが、不倫に走る夫は家から出て羽を伸ばすことばかり考えがちです。

よそに癒しを求めた方が手っ取り早いと考え、問題と真剣に向き合いません。うまくやるには息抜きも必要ですが、通常は家族を傷つけない方法を選びます。倫理観が偏っているので、不倫に癒しを求めてしまうのでしょう。

性欲を満たしたい

睡眠欲や食欲と同じように、性欲に抗えない男性は少なくありません。夫婦間で性的な接触が一切ない状態では、不倫に走ってしまうことがあります。

妻との性交渉で満たされていなかったり、不倫相手と体の相性がよかったりする場合も、不倫に走りやすいでしょう。性的な欲求が強い場合、やめたくてもやめられない状態に陥ることが大半です。

夫婦間に性交渉があるのに夫が不倫をするケースでは、妻が自分に満足していないのではないかと、不安を感じていることが珍しくありません。男性は「より自分を求めてくれる女性」に、執着心を抱くことがあるのです。

夫と不倫相手を別れさせるには

夫婦関係をやり直したい場合、夫に不倫相手との関係を清算してもらわなければなりません。しかし、深くのめり込んでいる場合、目を覚まさせることは簡単ではないでしょう。

はやく関係を終わらせようと焦ると失敗しやすいため、じっくりと取り組む必要があります。夫と不倫相手を別れさせる方法をチェックしましょう。

不倫相手と話し合う

まずは、夫の不倫相手を確定させ、話し合う機会を持ちましょう。不倫をしているのかどう疑わしい状態では「曖昧な追求」しかできず、相手に話をかわされてしまうことがあります。

自分で「決定的な証拠」をつかめない場合、探偵に浮気調査を依頼するのもおすすめです。費用はかかりますが、プロに依頼すればはっきりとした証拠を手に入れられるでしょう。

不倫相手は妻が何も知らないと強気な態度に出てくる場合があるので、できれば「不倫相手の住所や職場などを突き止めた状態」で、連絡を取ることが好ましいです。

慰謝料を請求する

不倫をされた場合、夫だけでなく相手にも慰謝料の請求が可能です。不倫相手と話してもまったく反省する気配もなく、悪いとも思っていない場合、すんなりと別れてくれるとは考えられません。

お金の問題ではないと感じる人もいるかもしれませんが、けじめをつけるためにも慰謝料を支払ってもらいましょう。不倫相手の住所や勤務先が分かっていれば、給料を差し押さえられます。

このとき「不倫をやめないと職場に言う」などと伝えると、脅していることになってしまうので、不利な立場に追い込まれないように、言葉遣いには注意しましょう。