夫の不倫相手に慰謝料は請求できる?夫婦関係を再構築するためには

夫の不倫相手に慰謝料は請求できる?夫婦関係を再構築するためには

不倫相手に会う・連絡を取る際のポイント

不倫相手と接することはエネルギーを使います。特に、相手がまったく悪いと思っていない場合はストレスがたまるでしょう。うまく別れてもらうために知っておきたい、不倫相手と接するときのポイントを紹介します。

感情的にならない

夫が不倫をしていることが判明したとき、一刻もはやく別れさせたいと感じる妻が大半でしょう。しかし、感情を抑えて行動しないと、自分の「不利になる言動」をしてしまう可能性が高まります。

怒りに燃えているときは、いったん冷静になるための時間をおきましょう。不倫相手に怒りを感じるのは当然のことですが、冷静な気持ちにならないと、話し合いが失敗してしまいます。

スムーズに交渉できなければ、何度も顔を合わせて嫌な思いをすることにもなりかねません。不倫相手と連絡を取る目的は、今後に向けての話し合いと取り決めを交わすことなので、目的を間違えないようにしましょう。

第三者に立ち会ってもらう

当事者同士だけで話し合うと、うまくいかないことがあります。一人で不倫相手と会うのが不安な場合「信頼できる人物」や「弁護士」などに、立ち会ってもらうことがおすすめです。

第三者がいることで冷静な気持ちになれますし、不倫相手に言いくるめられそうになったときや、くじけそうになったときも心強い味方となってくれます。

法律のプロに依頼すれば、誓約書への捺印や慰謝料の請求などもスムーズです。費用面の不安がある場合、無料相談を利用して相談してみるとよいでしょう。

不倫をした夫との関係を再構築する方法

夫婦がやり直すには、お互いに辛抱が必要になります。妻は夫が不倫していても、うまくいっていたときのことや、別れた後の暮らしのことなどを考えると、簡単にはあきらめられないものです。

やり直したい気持ちがある場合、同じ過ちを繰り返させないためにも注意しなければなりません。夫婦の関係を再構築するために、おすすめの方法を見ていきましょう。

夫婦間でルールを作る

交際しているときや新婚のころは、お互いのスケジュールを気にして行動することが多かったでしょう。だんだんと、関係がマンネリ化するとともに、何をしていても気にしない状態になってしまうことがあります。

お互いの予定を把握し気にかけた方が、自然と浮気しづらい状況を作り出せるでしょう。あまりに細かすぎると監視されている気分になりますし、チェックするのも大変です。

1週間ごとの予定をあらかじめ知らせるなど、できる範囲でルールを設けましょう。「お互いに意見を出し合って決めること」が成功のポイントです。どちらかに一方的に有利なルールにならないように配慮しましょう。

夫を責め続けない

難しいことですが、いったん事態が収束したら、夫を責め続けないことが大事です。口論になる度、不倫した事実を持ち出していれば、うまくいきません。

言葉にしなくても「嫌な思いをさせられたのだから、このくらいやってくれて当然」という態度でいれば、夫は夫婦関係をやり直すことが嫌になるでしょう。

簡単に許せる行いではないので、怒りが長引いてしまうことは仕方のない部分がありますが、自分に正義があると思うと、相手の気持ちを考えず強い態度に出てしまいがちです。

責められ続けると夫は家にいることが嫌になり、再び不倫をする悪循環に陥ってしまうこともあります。どうしても気持ちをコントロールできない場合、信頼できる人に話を聞いてもらうことがおすすめです。

関係性を見直す

夫の不倫に向き合う過程で妻が「自分にも悪い点があったかも」と思えるのであれば、関係をやり直せる可能性は高いといえます。相手に変わってほしいと思うなら、自分も変わることが必要です。

これまでの関係性を見直し、改善できる部分を見つけましょう。現実を直視することがつらい場合もありますが、やり直したいと考えているなら必要な過程となります。

冷静に関係を見つめ直してみると、改善点が見つかるはずです。例えば、夫婦でよく話し合う時間を持ち、たまには2人で過ごす時間を作るなど、色々と見つかるでしょう。