「内助の功」はもう古い?そもそも「内助の功」の意味って?

「内助の功」はもう古い?そもそも「内助の功」の意味って?

内助の功はもう古い?

(出典) photo-ac.com

内助の功が美徳とされていたのは、昔の話だと感じる人もいます。女性ばかりが、家庭内での苦労を強いられているように思う人もいるでしょう。内助の功に関する、様々な考え方を紹介します。

女性の活躍の妨げに?

もしかしたら、内助の功と聞いて嫌気がさす人もいるかもしれません。夫婦はお互いに支えあってこそ、成り立っているものだと考えているタイプの人もいます。

妻が夫を支えることだけに注目するのではなく、対等な関係でいられることに、幸福を感じる人もいるのです。価値観は人それぞれですが「妻が夫をサポートすべき」という考え方を、古いと感じる人もいます。

内助の功に支えられる夫の姿は、見方を変えると家庭での面倒を妻にすべて押し付け、妻が社会で活躍するチャンスを奪っていると、考えることもできるのです。

夫婦それぞれの考え方があり、世間一般の杓子定規では計り切れない部分もあります。一概に何が正解とはいえない部分もあることを、押さえておきましょう。

無理のない範囲でサポートを

無理に自分を納得させて行う努力や、どちらかが一方的に損をしている状態は好ましいとはいえません。妻が「何のための努力なのか分からない」という状態にならないように、無理のない範囲でサポートすることが大切です。

夫が忙しい妻を気づかい、本当はやってほしいことがあっても譲歩し、うまくいっている家庭もたくさんあるでしょう。妻が自分らしく生きていけることが夫の幸福であり、ひいては家族全体のためになるとも考えられます。

まとめ

内助の功は、妻が夫を陰から支えて成功させることを意味し、見返りを求めずに努力できる才能が求められる行為です。

夫に対し、常に味方でいることを心掛け、感謝の気持ちを持って接するようにすると、うまくいきやすくなります。お節介だと思われないように、注意しながら立ち回りましょう。

ただし、昔とは違い現代では妻が表舞台に立って活躍することは、必ずしもマイナスにはなりません。夫婦それぞれの幸福の形があることを頭に入れつつ、できる範囲でサポートしていきましょう。